ETERNAL RETURN MASTERS 2023 SEASON 1 PHASE 2のお話

皆さんこんにちは。毎月ギリギリのラインでERCreatorを維持している大会観戦大好きおじさんの10pです。
今シーズンのランクがようやくダイヤに到達したり何やら酷暑の中ぎりぎり元気に生きています。

さて、今日は今週末に開催されるETERNAL RETURN MASTERS 2023 SEASON 1 PHASE 2についてのお話です。
なんかデカい大会やるらしいけどチームとかよくわかんないな、って人向けに、わたしが独断と偏見でピックアップした4チーム程についてお話をするので何となく応援チームを選ぶ情報の足しにしてもらえればという感じです。
もちろん大会の1日目を眺めていたらここで聞いてない知らんチームがめっちゃ推せる感じだな〜となることもあるかもしれませんが、何にせよ大会観戦は応援チームがいるとちょっと楽しくなれるものです。
大会の形式とかの話については前回のERMの記事とかを読んでもらうのがいいと思います。

そもそもエタリタの大会シーンて何よ、という人はまずこっちから。

てなわけでそろそろ本題に入ろうかと思います。

ERM 2023 S1 P2 個人的注目チーム

今回4チームを選ぶにあたって、うまい具合にバラけるよう「シード権持ちから2チーム」「予選抜けチームから2チーム」と分けたうえで、それぞれ「各グループから1チーム」とピックアップをしてみました。
これでとりあえずは1日目の観戦にそこまで偏りがなく……となると思います。
今回取り上げるのは「OwO」「Tricksters」「Taste good」「Fairy」の4チーム。
順番に見ていきましょう。

OwO( JCP / Revolu / JUMO / DINA )

今回シード権持ちから取り上げる2チームは図らずも攻撃的な戦略を取るチームばかりになってしまいました。前大会でもなかなか猛威を振るったこのチーム、最後は惜しくもNaerreumに敗れてしまいましたがその個性の強い攻撃性は観戦した方の印象として強く残っているでしょう。
このチームのキーパーソンとして前回のERMでチームの中心に居たのはハートを運用するRevolu。古くからハートのエキスパートとして知られていたRevoluは、戦況を決定的に変えるためEの連続ブリンクで一気に前に出てからRでライブを開始するという、まるでイニシエーターかのような派手なプレイメイキングを連発していたところが印象深いかと思います
そしてそれを支えるのがフィオラ職人のJCPとアディナ職人のDINA。
"敵を探すフィオラ"として知られていたJCPは現在も一貫してフィオラを使っていますが、特徴的なのは戦術スキルに無効化を採用してハートのR中に無理やり殴るというムーブを実現しているところ。そしてDINAについてはもはや語るまでもない、無双のアディナ職人プレイヤー。彼のアディナに対する愛は凄まじく、先日のSeason 9 Finalsには何故かアディナのコスプレをして登場するという奇行まで行っていました。
前回のERMではJUMOの出場が一度もなく、OwOとしてのJUMOはなかなか謎に包まれていますが、以前と同じであればビアンカ、マイといったピックを繰り出してくるはずなので、他のメンバーとの相性も抜群でしょう。
どのような組み合わせで現れるにしても、彼らは堅実というより攻勢を大切に積極的なファイトを繰り広げるようなスタイルなので、観る側としても盛り上がるポイントを沢山生み出してくれる素敵なチームです。

Tricksters (Raiden / 100soo / Dogamja / Beobeo )

トリックスターズの名に恥じない圧倒的な尖りっぷりを見せてくれるこのチームのことも絶対に忘れられません。主に100soo、Dogamja、Beobeoの3人によって構成されているこのチームは、いわば全員主役と言わんばかりな構成を武器にしてくるような特徴的なチームです。OwOが立ち回りと連携面で強気さを出してくるのに対し、こちらはとにかく個々の主張の強さで前に出てくるような感じ
まず100sooとBeobeoがそれぞれダイリン、エマの職人プレイヤーであり、そこに収まるDogamjaは昔のFearless時代のSpitzを彷彿とさせる、ダメージディーラーなら何でもこなせるぜと言わんばかりの幅広いピックプールで二人に並び他のチームの前に立ち塞がります。
なんといってもこのチーム、個人技が光る華やかな戦闘が見どころです。連携が甘いということはないのですが、それ以上に個人個人の勢いの強さというのが圧倒的な面白さを引き立てており、弱気さは丸めてどこかに捨ててきたと言わんばかりの姿には思わず歓声を上げてしまうような戦闘っぷり。
一時期のFireのような獰猛さで勝ち上がっていく姿は少しも目が離せない、いわばジェットコースターのようなチームです。

Taste Good ( ChaeNyang / Triumph / NanNaH / Rope )

遡ることシーズン7頃、ChaeNyang(Whips)とRopeによるデュオチーム「Taste good」がERMで一時期猛威を振るっていましたが、ERM#13を最後に本戦に姿を見せることがなく息を潜めていました。そして、今回のERMで実に半年ぶりとなる本戦出場
古くからERMを見ている人には馴染み深いChaeNyangとRopeの組み合わせに、マーカス天才という意味を持つアカウントネームを冠していたNanNaHとかつてAToTという名前のセリーヌ職人として知られていたTriumphがチームに合流し、以前から抜群の安定感を誇っていたところを更に盤石な構成に仕上げてきています。
各々のDAKGGを覗いてみると、ピックプールとしてはChaeNyangが前衛、Ropeが後衛、という構図は相変わらず維持されており、それぞれラウラ、ヘイズといったピックでランク戦をプレイをしている模様。あの頃と比べるとChaeNyangは少し攻撃的になった印象もありますね。鞭キャラを主体に使っている姿はGangChangとにているような雰囲気もあります。
そこに加わるNanNaHはアカウントネームに恥じぬ熟練のマーカス使いであり、Triumphは現在はセリーヌよりもタジアを多様しているような感じ。こうしてみてみるとTriumphのピック傾向はNaerreumのOneCircleに近い雰囲気があるかもしれません。
そういったキャラクターの傾向の分布としてもやはり盤石という言葉が似合うチームであり、攻勢に出るもよし、堅実に行くもよしといった感じの柔軟性のあるラインナップです。
その中でも今回特に取り上げておきたいのがNanNaH。彼は日本のカスタムにも一時期顔を出していましたが、当時の彼のプレイングは同じ時期に猛威を振るっていたマーカス職人のRavenと並んで「マーカスのポテンシャル」というものを最大限に引き出しており、マーカスってこんなに華やかでカッコいい戦い方ができるのか……と驚嘆させてくれたプレイヤーの一人です。
そんなマーカスもチームの一員としてみると、ダメージを出す役割ではなくきっかけと有利な戦況を作る役割がメインであることから、チーム戦では縁の下の力持ち的なポジションに就いてチームを強固に支えてくれるような様子が見れるでしょう。先の2チームと比べるとしっかりと地に足をつけている印象があるこのチーム。傾向として近いNewclearとの対決なども是非観てみたいところです。

Fairy ( Gury / Shinonome / AlTo / Geomki)

Fairy、つまり意味するところは妖精ですが、このチームの色の濃さは妖精なんて可愛らしいものでは到底表現できない、圧倒的個性派集団です。ある意味、「予選から上がってきた方のOwO」「シード権を持ってないTricksters」的なチームでもあります。
というのも、彼らはそれぞれの持ちキャラでトップレベルの職人プレイヤーだったという過去を持っており、Guryはキアラ、Shinonomeはジェニー、AlToはカーラ、Geomkiはカミロ、と、そのかつての相棒達も皆々揃って個性強めのピックです。
実際のところ現時点ではスクアッドへの移行に伴い各々の持ちキャラから離れている様子が散見されますが、職人プレイヤーとしてエタニティの頂上付近まで近づくプレイヤーはゲーム理解などの面で幅広く使うプレイヤーとも負けず劣らず、自身が繰り出せる手札すべてを考慮できる頭の回転の速さを持っています。職人プレイヤーは一人のキャラクターに思考が凝り固まっている……なんてことは全くなく、むしろ一人のキャラクターを貫き通すからこその造詣の深さがあるという感じ。
さて、職人プレイヤーが集合する形になったこのチーム。以前は現OwOが結成された際にどうなるか?といった流れで、実際のところは個性で喧嘩レベルのことをするのかと思いきや連携と安定という流れになってしまってはいましたが、こちらは予選の様子を見てみると敵に背を向けるブリンクをしたら爆発するとでも言わんばかりに前ブリンクのオンパレード。恐ろしいほどの強気さで最高峰の戦闘技術を見せつけてくれました。
勢い余って……というシーンもありますが、雰囲気として近いTrickstersとの戦いなどに期待が高まるチームです。

おわりに

注目チームとしてピックアップしたこの4チーム以外にも、前回惜しくも敗退となってしまったところからのリベンジとなるシード権チームや、今回新たに参戦することとなったチームなど、様々な注目チームがまだ控えています。
そして今回わたしの配信チャンネルなどを通して優勝予想イベントを開催しているので、そちらについても是非参加していただければ幸いです。賑わうとわたしがうれしいし多分ERMが盛り上がったらNNもうれしいです。

5分+3分くらいで作った告知

300NPに釣られた人なんかも是非参加しましょう。
基本的には配信で受け付ける予定ですが、時間が合わない方のためにDiscordでの応募も受け付けております。
締切はGROUP STAGE開始までです。お忘れないようご注意を!
今回は比較的ボリューム小さめの記事となった気もしますが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!

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