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Acoustune HS2000MX SHO-笙-MKIII 試聴

概要

メカメカしさが増したのかどうなのか、黒いネジの頭の部分が耳に当たって痛い…画像からもわかるようにケーブルがめっちゃごつい。
そんな見た目なのに音はフラット〜ちょいとドンシャリ傾向で大した面白みは無かったですね。悪くは無いけど良さが見当たらないっていう傾向のお手本みたいな感じです。

音について

低音域はボワついたり妙に拡がるような感じは受けませんでした。きっちり締まっているかと言われればイマイチ輪郭がはっきりしない低音で、アタックも強いくせに効いてきません。
中音域は他の帯域に比べて一歩引いたところから聞こえます。そんなに前面に出てこないことで、弱めかなとも思います。ボーカルの距離感は近すぎずちょうどいいくらいですけどね。
高音域は少し粗い。シンバルの消え入り方とかスネアの響きがもう少し丁寧でも良いかな。歯擦音なんかが刺さることはなく、そのあたりは上手く調整されていますね。
音場感は十分なゆとりがあって、定位も良いです。この辺りはハイエンドな感じがしますね。非常に立体的に鳴らしてるのは良かったですよ。

総評

まぁ…一応ハイエンドなんかなという評価ですね。所々粗はあるものの高い次元でまとまってはいます。ただ、特徴らしい特徴が無いんですね。レビュアー泣かせというか、書くことねぇ…
ストレートに言えばつまんない音。なんですわ。
3日くらいで飽きそう。
40万円超えるハイエンドとしては物足りません。
これくらいなら15万円位のイヤホンで十分代用が聞くと思います。良いイヤホンですが、高すぎる。

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