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オーナム・スペシャルミールス

四条大宮のティラガさんで、9月7日・8日に「オーナム・スペシャルミースル」を頂けると知り、伺った。


インド、ケララ州最大のお祭り、「オーナム」を祝ったものだそう。

オナム祭は、古代のインド神話に登場するアスラの王・マハーバリを称え、かつマハーバリがケーララに戻ってくることを祈願する祭である。ケーララ州最大の祭りとなる。祭りはインドのマラヤーラム暦におけるチンガム月 (Chingam) と呼ばれる月の最後の10日間(日本で言えば8月末から9月になる[要出典])に開催される。オナム祭は収穫祭としての色合いも持つ。Wikipediaより引用

いくつかのブログやYouTubeを拝見したところ、街の至る所に花や色砂でオーナムプーカラムという装飾を施したり、虎に扮して踊ったり華やかなお祭りのよう。そして、オーナムにはオーナムならではの食事をする。

そんな食事を京都で経験できるなんて!

行ったことのないインドのお祭りを想像しつつ、京都のインド(と、私が思っている)ティラガさんへ。

席に着くと、いつもと違う赤いお湯を出してくれた。鮮やかな色がすてきで、お店の方にきいてみたらケララ州でよく飲まれているそうで、植物そのものの色だそう。ローズヒップティみたいな酸味はなくて、飲みやすかった。

バナナリーフを敷き、スタッフさんが次々と盛り付けて下さった。盛り付けながら「これはレモンピックル」とか「バナナチップス」とか教えてくれるのを楽しく聞きながら、どんどんカラフルになっていくバナナリーフを見守る。

完成!!豪華ー!!!

このミールスはベジだけど、ケララフィッシュカレーとドライマトンカレーを追加注文できたので、フィッシュカレーを追加。

フィッシュカレーと赤いお湯も一緒に写るように引いて撮ったら楽しそうな写真が撮れたが、向かいの2人組は相席の方。相席になる位、沢山のお客さんで賑わっていて活気があった。

それぞれの味を楽しんだり混ぜたりしながら食べ進む。お腹いっぱいなのにうっかりお代わりをいただいてしまい、はちきれそうなほど満腹になりつつ美味しくて完食。令和で一番満腹だ。

サンバル、ラッサム、ダル、ライスのお代わりができて、何かが少なくなったりすると優しくお代わりをききに来てくれた。全員お腹いっぱいで帰れる幸せなおもてなし。

かなりの満腹だったのに、帰宅したら腹八分目位の満腹度に落ち着いていた。南インドの料理は消化が早いのかもしれない。

美味しくて夢中で食べているうちに、せっかく説明してもらった記憶を失っており、メニューの写真を見てもどれが何だったのか帰宅後全然思い出せなかった。例の如く「美味しかったー!」しか言えない。もったいない。

ティラガさんには何回も伺っているのに毎回「美味しかったー!」以外の記憶を失っているので、もう一度同じメニューを食べてみることにした。

オーナムのお祭りのスペシャルなミールスを2日連続で食べてもいいものかわからなかったけれど、日本のお正月のおせちは2日連続で食べても問題ないから、オーナムミールスも大丈夫だろうと勝手に判断。

「昨日、全然覚えられなかったからメモしていいですか?」ってきいたら、お忙しい中、昨日よりゆっくり教えて下さってありがたかった。

何かわからずに食べても美味しいけれど、何かわかって食べたほうが美味しさを記憶しやすい。名前がわかれば、特徴や一般的な調理法を調べることもできる。楽しい。

走り書きのメモを頼りに、帰宅後復習してみた。

下手な絵だけど、1回目と比べて圧倒的に記憶がよみがえる気がする。貴重な経験になった。

ますますミールスが好きになった。
早くまた食べたい。ごちそうさまでした。

ハッピー オーナム!!

#カレー

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