妻と2人、ありえないほどの満腹状態でミイラを見た話.
大量の肉と大量のミイラ.
いろんな意味でお腹いっぱいになった中間優善です.
先日、2021年8月14日に
特別展”ミイラ「永遠の命」を求めて”
の展覧会に行ってきた.
時間は10:00~18:00の間で、会場には昼過ぎぐらいに着くよう、わりと余裕をもって家を出た.
雨が降っていたけど、ずっと楽しみにしていた展覧会だったし、何より妻と出かけるのが久しぶりのことだったので気にならなかった.
コスモスクエア駅で降りるはずが、たぶんゴマアザラシ?の写真に気を取られて、1つ手前の駅、大阪港駅で降りてしまった.
大阪港駅から少し歩いたところに海遊館がある.
駅のホームにペンギンとかアザラシの写真があって、海遊館に行く人にとっては、とてもわかりやすい目印だと思う.
「海遊館にも久々に行きたいね」「今から行く?」とか冗談を言いながら電車に乗り、会場を目指す.
そんなこんなで家から1時間ほど.
展示場がある建物に着いたのは大体13:00ぐらい.
到着してすぐに展示場へ向かうつもりだったが、
「よく考えたらミイラ後のご飯はちょっとあれやな~」
ということで先に昼食をとることにした.
最初はお好み焼きチェーンの風月に入ろうと思ったけど、そこそこの列が.
辺りをぐるっと回って、雰囲気良さげな「しゃぶしゃぶ店」に入ることに.
時間制限の食べ放題コースにしようと思い、
「牛と豚、両方食べれるコースがいいよね」と言いながらメニューを見ると、国産かどうかで値段が分かれていた.
スラックスにワイシャツを着た、店長と思わしき50代ぐらいの男性が「ご注文は お決まりでしょうか?」と聞いてきた.
ちょっと説明がわかりにくいと思うけど
僕は国産か国産でないかを統一してさえいれば違うコースを同時に頼むことが出来ると勝手に思い込んでおり、2つのコースを頼もうとしたら、「同じコースに統一していただくことになっております」と言われた.
「じゃあ、平安コースを2人分で」と言ったら
「え、平安コースですか?」と何やら驚いている.
「はい、それで大丈夫です」と言ったら
「かしこまりました!」と言い残し、厨房へ消えていった.
妻「え、平安コースにしたの?」
僕「うん」
妻「いや、ほんまに平安コースにしたん?」
僕「だからそうやって(笑)なんで聞くん?」
メニューを指さす妻.
そこには最初に頼もうとしていたコースの倍以上の値段が.
その瞬間、思わず2人で大爆笑(ちゃんとマスクはしてた).
「そりゃ”平安コースですか?”って困惑した顔で聞かれるよな(笑)」
自分が「平安コースで」と言ったときの映像が
脳内で再生され、腹の底から笑った.
次の瞬間、目を疑うほど大量の肉が運ばれてきて戸惑う2人.
「これ食い切れるか・・・」
「これ食べ放題コースやんな・・・」
「これ肉の追加とか全く不可能では・・・」
2人とも同じ思考で頭がいっぱい.
そして「90分あるから大丈夫や!」とか言いながら楽しく食べて、残りわずか10分.
なぜ食べることがこんなに辛いのか、本当にこの後ミイラを見るのか、などという雑念を押しのけ、ギリギリの完食.
会計を済ませ、会場に向かう.
満腹になったことによる睡魔の爆発と戦いながら
「よっしゃ気合入れて見るぞ!」という気持ちで、しっかり見て回った.
今回の展覧会に足を運んで考えたことや思ったことなどは、また後日書こうと思う.
今回いちばん思ったことは、
もっと2人で出かける機会を増やした方が良いということ.
次回は奈良かな?とか思いながら、新たな思い出に恋焦がれている.
妻が描いた私とミイラ.
ちょっと可愛すぎではないか(笑)
「妻と2人、ありえないほどの満腹状態でミイラを見た話.」
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