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起業目指すのにあった方がいい3要素・きら星伊藤綾の活動支援日記 -11月度-

こんにちは。越後湯沢の地域づくり仕掛け人・きら星(株)の代表をしております、伊藤綾です。

弊社では、起業型地域おこし協力隊の2名のサポートだけでなく、広く起業支援や相談などに乗っております。また、周りに起業家が多いことなどもあり、様々な成功事例・失敗事例を見聞することが多いです。

その中で、最近ずっと考えていた「起業家にあった方がいい3要素」の言語化ができたので今回はそのトピックについて話したいと思います。

起業は簡単、だけど難しい

昨今、起業家を増やそう!という動きが高まっているように感じます。
また、家入一真さんのようなシリアルアントレプレナーの存在や、IPOを目指すベンチャー起業家だけでなく、社会課題を解決しながら採算とれるビジネスを実現する社会起業家、自分の趣味を形に3万円ビジネスを始める人など、事業規模や領域を問わず「起業家」が各地で誕生しています。

いつも周囲の方には言っていますが、起業すること自体は、非常に簡単。

税務署に開業届さえ出してしまえば、誰でも起業することができ、起業家と名乗ることはできます。

起業することは簡単、だけど継続することは本当に難しい。
趣味の一環で、ランニングコストがかからない事業であれば、ゾンビのように続けていくことはできるでしょう。ですが、それを生業にして継続していくことは、本当に難しい。

起業の継続率には様々なソースがあって、3年後の廃業率は50%だとも、10年後の事業継続率は約9%だとも言われます。

起業家にあった方がいい要素3つ

私が見ている中で、これがないとちょっと0→1で事業づくりをするのは諦めた方が良いかもと感じている要素を3つだけ、お示しさせていただければと思います。

①コミュニケーション力
②素直さ=自己変革力
③ガッツ

以上の3つです。

いかがでしょうか?
あまりにも言葉足らずなので、その理由も併せて記載します。

①コミュニケーション力

ECサイトの運営だろうが、ネット上ですべて完結するサービスだろうが、最初はともかくコミュニケーション力が必要になると思います。
もしくはオンライン上でも、コミュニケーションを取れない人(メールが支離滅裂など)は、事業推進上の支障が出てくるかと。

原材料の仕入れだったり、オフィスを借りるだったり、全てがbot対応で済ますことができる社会にはまだなっていないのです。
意思を伝えられ、オンスケで物事を調整できるようなコミュニケーション力は最低限必要になります。

②素直さ=自己変革力

ビジネスがあなたの思い通りにいくことはほぼありません。
顧客の声を聞き、取引先の声を聞き、素直に修正・改善できるかは重要なファクターだと思います。

自分の想定通りにいかないと癇癪を起こす人や、他人のせいにする人、中には、意見やアドバイスを全く聞かない人もいるんでね、じゃああなたお客さんの声を聞かないで商売うまくいくと思いますかと。

逆に言うと、他人の指摘に対して、真摯に検討し(検討した結果、指摘や意見の採否は問わず)自らを変えて成長していける素直さがある方は、向いていると思います。

③ガッツ

起業して初めからうまくいくことなんてありません。

私の知人たちの中には、最初はバイトをしながら会社の立ち上げをしていた、だったり、スタッフの給与を支払うためにバイトをしていた。というようなエピソードを持つ猛者もいます。

事業のステージにおいていくつかの壁があると思います。

・顧客が見つからない=売上が上がらない
・資金が尽きそう
・売上が上がったが人手が足りない
・人を採用したがうまくいかない
・コーポレートガバナンスの問題
・スケールするための資本政策
・ステイクホルダーとの関係性
・会社の価値を持続的に上げていくためには
・企業としての社会的な責任を果たしていくためには

などなど・・・・スタートアップだろうが、上場企業だろうがどのステージにおいても経営者には壁が待っているものだと思います。起業家が経営者になるまでに、超えないといけない困難はたくさん。

いちいちヘコんでいては身が持ちません(笑)
必要なのはガッツです。

湯沢のアントレプレナーたち

多くの起業したい方の相談に乗っていますが、岡本隊員と藤沼隊員にはこれらの要素があると思っています。

藤沼隊員のコミュニケーション力の高さはバツグンです。

コワーキングに来ていたおじさまといつの間に仲良くなって、お仕事をもらっていたり。

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地域の子どもたちからも「フジママ!フジママ」とすぐに大人気。

商売の大半はコミュニケーションから生まれると思っています。コミュニケーション以外のマーケティングから生まれるものも当然ありますが、立ち上げ時、そこから安定的に売上を作っていくためにはコミュニケーション抜きにはやれない。

人から好かれ、可愛がられるスキルって大事です。

岡本隊員は、ともかく「素直」と「ガッツ」の塊みたいな子です。

彼女のことに関しては、岡本隊員のnoteを見てもらえれば、その熱量の高さとスピード感などは感じていただけるのではないかと思いますが・・・
指摘に対する反映の速さと素直さはバツグン!
そして、うまくいかないことがあっても何度もトライするガッツは、目を見張るものがあります。

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今日も2人で仲良く資料作成しておりました。

そんな2人は、11/27に新潟市中央区社会福祉協議会が開催する、多文化共生やSDGsなどのフォーラムにスピーカー登壇します!
講演デビューおめでとう〜。
これから地域づくりの実践者として、活躍するはずの2人ですから、いろんなところに出て揉まれて、たくさんの人とのつながりや縁を大事にしながら活躍の幅を広げていって欲しいなと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!

こんな素敵な隊員たちが活躍している湯沢町に住んでみたい、という皆様はぜひお気軽に移住相談お待ちしております。
▼オンラインでも相談随時受付中▼


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