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歯科検診行ったら、顎変形症だった②

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

栗原です。

先日の続きです。
みていない方は、前編からお願いします。

矯正生活

大学入学とともに、矯正器具をつけ始めました。

ブランケット(歯に直接つける器具)が透明だったので、全然目立たなく、
大学在学中ずっとつけていたのですが、4年目に気づく友達もいました。

これがめちゃくちゃ痛い。

つけ初めの3日は痛過ぎてご飯が食べれない。
何もやる気が起きません。
歯のコンディションの大事さをここで痛感しました。

月一でワイヤーを交換する必要があります。
そのためだけに、実家仙台に帰り、ワイヤーを変えて、東京に戻る。
オフの日はたまにそう過ごしていました。

1番辛かったのは、カレーが食べれないこと。
ブランケットとワイヤーが取れないように透明のゴムを至る所に付けるのですが、色がつきやすい食べ物を食べると、色が付着してしまうのです。

手術前がこちら


だいぶ突出しています。

なぜここまでするのか

そもそも、噛み合わせが悪いだけなのに、そこまでしたのでしょうか。

それは本気でサッカーをするためです。
噛み合わせが悪いが故に、歯が割れ、何日もトレーニングができない日々が
続くよりも早めに手を打ち、最高な状態でサッカーをすることがベストだと考えました。
プロになるために通る道と考えたら通る道だなと考えたらやるしかありませんでした。
おかん、おとん、ありがとうございます。

手術後


上の歯が前に来ているのが分かります。
下の歯をガクッと後ろに押し込みました。
傷口は口の中なので、肌には特に目立った傷はありませんでした。

術後の食事

術後の食事が本当に大変でした。
何が大変か?

それは全て流動食だということです。

骨を折り、くっ付けてので、要は骨折している状態です。
なので、固定させていなければいけません。
歯にゴムをつけて口が開かないようにし、3週間から1ヶ月は固定していました。

なので流動食が必須でした。

さらにそれをチューブで流し込む作業が発生したのです。

ということは、チューブで流し込めるくらいの物しか食べることができないということです。

お米も、10分粥にしないと食べれないくらいでした。
食べた気はしません。

協力的だった母親は、サバ缶や牛丼を裏漉しに裏漉しを重ね、
トロトロになるまで裏漉しし、チューブから摂取できるようにしてくれました。
味のする食べ物を1ヶ月ぶりくらいに食べ、感動したのを覚えています。

そして、復帰

徐々に慣れていき、完全復活まで4ヶ月はかかりました。

食い縛るのはとても力がいることなので、
歯に負担はとてもかかっていたのだなと改めて感じました。

食事が摂れるありがたみを感じたのと同時に、
歯の存在は食事だけじゃないことを感じました。

運動と歯、深いつながりがあるからこそ、いろんなところが掛け合わさってこそ、最高のパフォーマンスを発揮できます

たかが歯、されど歯、大事にしていきましょう。


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