【ドラマ】「お耳に合いましたら」を見て大人っていいなと思った話

アマゾンプライムで一気見して、号泣してます。
勢いのまま書きます。

と言いつつ、一応ドラマの概要書いときます。
まず、このお話を一言で言うと・・・(公式HPから抜粋)

主人公・高村美園があるきっかけからポッドキャスト番組をはじめていくパーソナリティ成長記

高村美園という主人公の女の子がとってもかわいくて魅力的であることに加えて、美園に関わる人たちもとってもステキ。
そして毎話出てくる”チェンメシ”による飯テロドラマでもあります。

私が特に好きだったのは、第8話

美園の会社の同僚である、佐々木くん、新木場さん、若様の4人で銀だこを食べながらポットキャストの配信をするシーン。

4人が学生時代の青春について話をするのですが、いわゆる「リア充」ではない4人の青春はどこか切ない。
私自身も高校時代なんて闇の時代だったので、すごく共感できました。
好きな人を見ているだけ、とか、教室の隅っこでひとりぼっちでいる、とか、そんな地味な学生時代。

そんな4人が同じ会社に入って、集まって、銀だこをつついている。
あの学生時代、切なかったねえ、って言いながら笑っている。
なんてステキな瞬間なんだと思いました。

あの学生時代があったから今の自分はここにいるわけで、この道を歩いてきたからこそ出会えた人や好きになったものがたくさんあって、それがまたこれからの自分につながっていると考えると、すごくステキ。

そして結局、何を食べてもいい、何時に寝てもいい、好きなことにお金を使える、大人って最高!の結論に至る4人が最高でした。
私もとてもとても同意。
世界が広がって自由もある、酒も飲める、大人最高。

ああ~銀だこが食べたい。
と思ったら明日にでも買いに行けちゃうのが大人。
でもココイチも串カツも捨てがたい・・・。
そんな贅沢な悩みができちゃうのも、大人!

それと・・・人間は歳を取って自分も周りの環境も変わっていくけど、そのときはまた違う楽しみ方があるのかもしれないなあ、とも思いました。
楽しくない瞬間ももちろんあるだろうけど、その瞬間が実は後の楽しい瞬間に繋がっていることもあって。
スピッツのスピカという曲の中にも、「幸せは途切れながらも続くのです」という歌詞があるけど、そういうことなのかもなあと思いました。
そう思うと、歳を重ねるのも悪くないかも。

総じて、すごくあたたかく前向きな気持ちになれる最高なドラマでした。
ごちそうさまでした。

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