私と連れ合い(コンテスト参加)
生活を共にする二人=生計を共にしている
そのことがさまざまなお金の制度の助けに、時に壁になることは、一応は知っている。
ただそれはいわゆる「ノンケ」の方々の話。
私と連れ合いにとっては、蚊帳の外の話だ。
そのため、正直言って、「お金について考える」ということは、別の何かをも突きつけられているような気持ちがする。
できれば考えたくない。
しかしこの夏、主な稼ぎ手である私自身が、体調不良でしばらく仕事に行けない期間ができてしまった。
そんな時、連れ合いの存在がどれだけ心強かったか。
金銭的にも、普段の家計からへそくってくれていたことで、助けられた。
私の少ない稼ぎから、こんなに貯めていてくれていたのかと感謝すると同時に、扶養等の制度が使えないことへの歯痒さも込み上げた。
それから数ヶ月。
無事に仕事には復帰した。
もちろんお金について、何か支えになることが大きく変わったわけではない。
お互いのちょっとした貯金と投資(積み立てNISA)、そしてポイ活。
でも以前に比べて二人でお金について話すことは増えてきたように思う。
世間がどのくらい私たちのような二人に優しい世界になるかはわからない。
しかし世知辛いことだが、お金と無関係で生活は出来ない。
だからせめて二人で少しずつ、お金について話し合っていこう。
今は一人一人としてしか語れないとしても。
いつかは二人のお金について考えることができると信じている。
何かしらでも、あなたの琴線に触れることができたのなら、サポートいただければ幸いです。 いただいたサポートはありがたく活動費(つまりは書籍費、笑)にさせていただきますね。