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【私的読書生活】読書におけるネット検索とその功罪

新学期が始まったからでしょうか。
ChatGPTの話題がちょこちょこと目に止まるようになりました。
AIに頼めば読書感想文なんてちょちょいのちょい(言い回しが古い、笑)だとか。

一応デジタルネイティブ世代に含まれてはいるはずの樹田です。
恩恵に預かっている部分も少なからず。
でもなんとなく読書とデジタル(パソコンやインターネット)の相容れなさも感じることがあります。

今日は読書とネット検索との関係について思うところをつらつらと。
お時間ありましたらご覧ください。


私の場合の使い方

基本的に読むのは紙書籍。
電子書籍はあまり利用しません。
でもその紙書籍を探したり、取り寄せたりには、インターネットが欠かせない。
近場の図書館での取り寄せも、もうネット予約なしは考えられないほど。
また新刊で手に入らず、図書館にもないような本はネットの古書店をいくつか回ると手に入ることも多く、本当に助かっています。

ちなみに町の本屋さんも好きだし、利用もするけれど、それほどの品揃えがないとか、店員さんがあまり詳しくないとかで、欲しい本を取り寄せたりには少し不便。
なので実際の書店は遊びに行ってお土産を買うような感じで利用することが多いかな。

閑話休題。

さて、そんなふうに読書とネット検索、切っても切れない利用の仕方をしている私が感じるメリットデメリット。

メリット

①探している本が見つけやすい

タイトルがあいまいであろうが、なんとなくその関係の本というのであろうが、キーワードで検索すると大概のものが見つかる。
そうちょうどこの本のように。

ネットが私のレファレンスをしてくれるわけです。
もちろん近場の図書館や本屋に頼りになる司書さんや店員さんがいるのも捨てがたい。
でも人に探してもらうには憚られる本みたいのもあるじゃないですか、笑。

例えばこういうやつw


そういう時に無感情に検索してくれるのは正直助かります。
よね?
(そんな本探すのお前だけだとか言わないで下さい、笑)

② 家にいながら手に入る

色々と緩和されたことは喜ばしいことではあるのですが、なんせ筋金入りの出不精のインドア派なので、お休みの日は1日家にいたかったりするのです。
でも欲しい本がある。
そういう時に手のひらの中で探せるのってもはや万能感に近い高揚があります。

③関連書籍を探しやすい

ネットで本を検索すると、関連書籍が出てくることが多いので、参考文献などがまとめて集められる。図書館でも一括でまとめて予約することが容易いのです。

ちなみにメリット②③はそのままデメリットにつながりますが……。
また後ほどお話しましょう。

デメリット

①自分のキャパシティを超えがち

手元に来るまでは、タイトル1行。
でもいざ手元に来たら厚さ5㎝のハードカバー!
よくあります。
そしてついつい興味あると思ってなんでもかんでもカートに入れると…

こうなります…

それほどね、読むの遅い方ではないとは思うのですけれど、それでも1冊1日じゃ読みきれないわけで。
多分ネットがなければ、もう少し積読少ないと思うんですよ!(多分…)。

なのでこれがメリット②③がそのまま裏返しのデメリットですね…

②本来の目的から脱線しがち

いわゆる脱線は、主にスマホで検索する時。
通知などが入ってきて、そちらに気が逸れるパターン。
それが嫌で、SNSの通知は極力切ってはおりますが。
でもバッジが溜まっていると気になってしまって、そのまま寄り道してしまうことはあります。

また検索していると、ふと違うキーワードやタイトルが目に止まります。
関係ない…けどなんだか気になる。

ついポチる。

手元に届く。

積まれる。

こういう脱線の仕方もあるので、始末におえません…。

③気分じゃないものが目に入りがち

1番嫌なのがこれです!
図書館の検索やネット書店のページを見ている時はいいのです。
でも作者の来歴や関係キーワードなどを調べたくなり、普通にインターネット検索をしたとします。
ダイエットとか、白髪染めとかのCMはまだいい(普通に時々気になって脱線したりもするけれど)。
しんどいのが、予期せぬエロ
いや、そういうの興味ないわけではないですけども!笑(上の写真でお分かりいただけるとは思いますけれど)。

でもそういう気分じゃない時に不意におっ◯いぽろーんとか、「あんあん」言ってるのとか、至極気持ちが萎えるんですよ……。

うっかり、仲良くはないけれど知人レベルの人のそういうシーンを見てしまった的な、楽しい飲み会の最中によその部署の上司の不倫現場を目撃してしまった的な……。

伝わるといいな、このがっかり感。

まとめ

というわけで読書とネットは相性がいいようで悪いところもあるという話でした。

ひさしぶりに長文でした。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

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