見出し画像

困難は知恵を生む

ご覧の通り燃料タンクは外も内もサビだらけ。風雨に耐えてきた管理機。使うんだったらどうぞと言われ修理するもなかなか動いてくれない。2011年来酷使し続けたMacBookProのカーネルパニックにも苦労してるが、こちらも実に繊細なマシーンだ。細い針金がやっと通る穴の開いたデリケートな部品(キャブレター)にサビが悪さをする。山に暮らすおんちゃんたちは、これを楽しげに自分で修理する。 

まず燃料タンクのチェック。タンクの中のサビは石ころを十数個と灯油を入れてガランガランと根気強く落とす。次に、燃料コックフィルターのサビを落とす。そして、キャブレターの掃除。特にメインジェット(マイナスドライバーをサンダーで一部削って利用)、ニードルバルブ、エアブリード、アイドルアジャスト・スクリューをキャブクリーナーで洗浄。これで上の写真の耕運機は蘇った。

キャブ

実は、もうひとつ小さい方の耕運機は苦戦中。小型なので分解も一苦労だったが、アイドルアジャスト・スクリューの先が折れてたのと、エアブリードが取り出せないのでエンジン内に燃料が入らない状態。いろいろ勉強になるし、道具の使い方やもっていない道具も自分で作ることもできた。                       つづく(2020年3月13日現在)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?