WEBサイトからLINEのチャットにメッセージを送る
LINE公式アカウントを運用している方の中で、ユーザーさんにリッチメニューを使って開いてもらったWEBサイトから、スムーズにLINEでのチャットに繋げたい、そんな風に考えた方、たくさんいるかと思います。
実は、リッチメニューで開いてもらったWEBサイトから、定型のメッセージをチャットへ返すボタンは非常に簡単に出来ます。
※定型ではなく、フォームに入力されたメッセージを返すようなことも出来ますが、今回はシンプルにするため定型分で話を絞ります。
動画でサンプルを見る
どういうことかイマイチわからない方は、動画でその動作をチェックしてみてください。
実際にLINE公式アカウントで動作を確認する
上記をクリックして、テストアカウントをフォローしてください。
この仕組みが生み出す効果
LINE公式アカウントを活用する上でいくつか壁があると思います。一つ目は、まずアカウントをフォローしてもらうこと(これは今回の話と関係がありません。)。次の壁(これが関係します)、フォローしたユーザーさんを動かすことです。「動かす」と言っても、注文してもらうとか、予約してもらうとか、形は業種ごとにさまざまです。その「動かす」という形が、「チャットの開始」である場合、今回ご紹介させていただく仕組みは非常に重要です。
ユーザーに能動的に、チャットを開始させるのはなかなか難しいのです。その壁を段階的に打ち破るのに、この仕組みが大きく活躍します。動画や、テストアカウントを見ていただければ、大きな流れがわかると思います。
まずは興味を惹くWEBチャートに誘い込みます、そしてチャート結果に気になる情報を提示して、内容を詳しく知るためのボタンを設置します。このボタンを押すと、ユーザー側が発言した形でチャット画面にメッセージを送ることができるのです。
このような形で、ユーザーにメッセージ送信させるのは本来とても難しいのですが、自然な流れで画面をタップするだけで発言する形に持っていけるのです。
設置に必要な環境と技術
WEBサイトが必要です。今回はWordPressを使ってご説明します。説明用のWEBサイトではロリポップのレンタルサーバーを利用しています。
技術についてですが、今回はWordPressにプラグインを使って、JavaScriptを一つ書き込むだけですので、特に何も必要ありません。WordPressを使っていないWEBサイトで実現するには、ヘッダー部にJavaScriptをコピペして貼り付けていただくだけです。(本記事ではWordPressの詳しい使い方などは触れません。)
HTMLやJavaScriptを少し編集するスキルがあれば、定型分ではなく、選択肢やテキストフォームを設置して、それらをメッセージに反映させることも可能です。
ご利用制限と動作保証について
サンプルコードと、またそれを改変したコードにつきまして、再配布・公開・共有は固く禁じております。法律的観点と、モラルの観点から、ご遵守いただけますよう、お願い申し上げます。
動作についてですが、LINEの開発環境の仕様変更により動作しなくなる可能性があります。これについては保証いたしません。(2021年4月25日現在、問題なく動作しております。)
また、個々の技術不足や、サーバー等の問題による設置不良につきましても、保証いたしません。(返金対応もありません。)
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