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手の知識ゼロの絵描きが、手の仕組みを理解し、自由自在にイメージした手を具現化できるようになるnote

はじめましての方ははじめまして、2度目の方は2度目まして!ゆゆこと申します🌸
絵が楽しく上達できる発信を目指して、日々活動しております。

今回は、絵描きなら一度は悩んたことがあるであろう「手の描き方」について、手フェチで手を描くのが大好きな私が解説してまいります。
私はイラストの専門学校に通っていました。絵を描くことが好きな人が集まっているそんな学校にいてもなお「手ってなんで指5本も生えてるの…」「みんなドラ●もんの手でいいよ」などなど手を描くのが苦手!という意見がたくさん聞こえてきました。
たしかに、人間の身体を複雑にしている一因は「関節」だと思いますし、手にはその関節がそりゃもうめちゃくちゃある。超〜〜〜ある。そんなになくていいよってくらいある。だから、苦手になるのも無理ありません。手を描きたくなくて、体の後ろに手を回しているポーズを描いたことがある絵描きさんも多いのではないでしょうか。かく言う私も、昔はそんな絵しか描いていなかったと言っても過言ではないです。
でも、手は描けるようになるとものすごく楽しいパーツのひとつです。思い通りのポーズをキャンバスに具現化することができるようになり、手でしか表現できない感情や色気なども表すことができるようになります。だから、これを読んでいるあなたにも、諦めないでコツを習得してほしいのです。
これさえ読めば、手のつくりのイメージを知識として習得でき、自分で手のポージングを決めて、想像したとおりに描きあげるための基盤を身につけることができます。私が普段そうするために使っている考え方やポイントを、知識ゼロからでも簡単に使えるようにぎゅっと詰めたので、ぜひ持ってっちゃってください!
前置きはこのへんにして、さてさてそれでは参りましょう!

①まずは大まかな形を把握する
よく聞くのは、ミトンのような形ってやつですね。手のひらと、親指部分と、指四本をまとめた形でざっくり把握します。この時、指全体のうち中指が山のてっぺんになるように。
中身の骨格について勉強するともっと細かく分かるのですが、親指部分は手のひらと切り離して考えたほうが描きやすいです。
ここまでは、細かく描き込む必要は全くありません。何なら、4本指に分けて描く必要もないです。ざっくり、全体のシルエットが分かれば十分です。

②指を分けて考えてみる。
さっきは山型でとらえた4本指を、ばらばらに描いてみましょう。このとき、指から描いてしまうと指の太さによって手の大きさが変わってしまいます。手のひら側から描くと良いでしょう。手のひら上部の幅を大まかに4等分して、指を生やしてみましょう。このとき、指の股の部分も考えて描けるとなお良し。ただ、最初はそこまで考えられなくても大丈夫です。指の太さが大きくばらついてしまわないようにだけ気を付けましょう。
画像にもありますが、手のひらの縦の長さと中指の長さはだいたい同じくらい。
ここから先は人によって手の形はちがいますから、細かく見ると違う人もいるかもしれませんが、親指の長さは人差し指の付け根から第二関節までの真ん中くらいまで。だいたいこのくらいの比率守っておくと、変な形にはなりません。

それではここから少しレベルアップしていきます!この先が理解できるようになると、手を描く時の難易度が圧倒的に、ぐぐ〜〜っと下がります。それでは参りましょう!

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