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経理マンがITパスポート試験を受けてみた。

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2020年12月に、ITパスポート試験を受験し、無事に合格しました。
今更ですが記録を残しておきます。

なおその後、応用情報技術者試験にも合格しており、別記事で公開しています↓

ITパスポート試験は、数あるIT資格の中では割とメジャーで、聞いたことのある方も多い資格だと思います。
IT系の国家試験では入門レベルに位置付けられる資格です。


受験のきっかけ

前から少し気になっていて、久々に何か勉強したかったのと(コロナ禍で時間的余裕があった)、仕事で会計システム系の業務に携わっていたこともあり、最低限のITリテラシーを身につけられそうだと思ったのがきっかけです。

高尚な目的は全くなく、完全なる暇つぶし・自己啓発でした。

使用教材/勉強期間

使用したのは以下の参考書です。
受かるだけなら、この1冊やれば充分だと思います。

過去問演習はWebサイト(過去問道場)を使用しました。

この参考書に、「勉強を始める前に先に試験に申込め!」的なことが書いてあったので、素直にそれに倣って、勉強を始める前に申し込んでおくことにしました。

11/3に申込んで、12/12に受験したので、勉強期間はちょうど1ヶ月くらい。
隙間時間にダラダラやっていたので総勉強時間は50hもいっていないと思います。

試験対策

参考書を通読1周+よくわからなかった箇所は2周目読む、みたいな感じで進めていきました。

ITパスポート試験は、出題分野が以下の3つに分かれています。

  1. ストラテジ系:経営全般(出題数35問程度)

  2. マネジメント系:IT管理(出題数20問程度)

  3. テクノロジ系:IT技術(出題数45問程度)

ストラテジ系とマネジメント系は文系チック、テクノロジ系は理系チックな内容で、文系人間的にはテクノロジ系は一番取っ付きづらかったです。アルゴリズムとか何それ。
ストラテジ系、マネジメント系は過去の業務経験から知っていることも多かったので、その辺は社会人のアドバンテージだと思いました。

過去問は2年分くらいしか解きませんでした。
ITパスポート試験は過去問の使い回しが少ないと聞いていたので、大量に過去問演習する必要はないのでは、という判断です。

試験当日

試験はCBT方式で行われます。試験時間は120分。
受験会場へ行きPCで問題を解き、その場で結果が発表されます。

予期していた通り受験当日にはモチベーションが下がっていて、何で申し込んだんだろとか思いながら会場に向かいました。
(参考書に書かれていた通り、先に申し込みをしておいて良かった)

しかし、受験料5,700円(税込)を払ったからには受けるしかない。
もったいない精神。
(2024年1月現在は受験料7,500円(税込)に値上がりしています)

いざ試験開始。・・・あれ、過去問よりムズくないか??
2択までは絞れるのですが、そこから判断に迷う問題が結構ありました。

まだ残り時間30分ありましたが、見直しもしっかり行ったので、試験終了ボタンをクリック。

直後にスコアが出ます。緊張の瞬間。

結果は…800点。合格基準は600点以上なので、余裕で受かってた!

後日、試験結果レポートが送付されてきました。

ITパスポート試験 試験結果レポート

分野別評価点を見てみると、意外にも苦手意識のあったテクノロジ系も含め満遍なく点を取れていました。

更に約2ヶ月後、正式に合格証明書が郵送されてきました。
(一応)国家試験ということもあり、立派ですね。

ITパスポート試験 合格証書

おわりに(まとめ)

巷では取っても意味ないとか言われてる資格ですが、自分のようにITを生業にしていない人間からすると、IT周りの基礎知識を浅く広く学べるため、勉強内容は意義のあるものだと思いました。

上位資格(基本情報技術者試験や応用情報技術者試験)へのステップアップの第一段階としてもオススメできます。

DXが声高に叫ばれ、ITの重要性は増す一方です。
少しでも興味があれば、ぜひ、取得を目指されてみてはいかがでしょうか。

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