スパイダーマン:ファー・フロム・ホームの感想

最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の評価がいいようで、履修がてら1作品目を見て続けて2作品目も見たので感想です。

はじめに

前作変わらずキャラ立ちと話のテンポは群を抜いてると思います。「洋画としてかなり見やすい」です。
今回は初っ端ながらアベンジャーズ エンドゲームの重大なネタバレくらいます。今回はアベンジャーズシリーズ履修必要ですね。
以下感想(ネタバレあり)です。

ここが最高だった

前作同様「親愛なる隣人」を貫くのが最高です。
前シリーズ未見としても2作品見た感想としてやはりスケールの大きい戦いに挑むのではなく、学生生活の傍らでご町内(とは言っても大都会)の悪いやつをやっつける★くらいの軽さがスパイダーマンらしさであり魅力なんだと思います。
だからフューリー(アベンジャーズの指揮官？)が近寄ってきた時に「ピーターを大事に巻き込まんといで」とオカン目線担ってしまいました。
結果、フューリー方向で風呂敷を広げる様なことは無くほっとしました。親愛なる隣人、スパイダーマンの魅力を最新作にも期待です。

ここも最高だった①

シリーズものあるあるですがキャラや関係性の深堀が進むことで、それぞれのキャラに愛着が沸いて映画を見終わったときにまるでその輪にいたかのような満足感を得ます。今作はその類のものを感じました。

ピーターがMJと恋愛してたり、ピーターの友達の綺麗なジャイアン(個人的命名)が女の子とカップルしてたり、フラッシュの対ピーターと対スパイダーマンの態度のギャップを楽しんだり、ハッピーのメイおばさんへの恋を楽しんだりと。
記号的な部分はありますが、かなり分かりやすい描写でギャグテイスト混ぜつつキャラと関係性が深堀がされていたのが見てて面白かったです。
ギャグの部分は声を出して笑ったところがいくつもありました。

ここも最高だった②

MJと恋仲になりましたね。
スパイダーマンシリーズ履修者からするとMJと名の付くヒロインとの恋仲はお約束らしいですがそういうの好きです。
ただ、今作ではピーターがMJに恋心抱くまでの描写全くないです。でも自分はそういう描写を省いちゃうほどのお約束とそれがまかり通ってる世界観好きです。
(それを言うなら蜘蛛に噛まれるシーンもないしね笑]

ここも最高だった③

前作同様ワイヤーアクションの最高を煮つめたようなアクションは相変わらずでした。今作は前作になかった「対デカブツ」があるのでそれを前提にアクションのスケールが更にアップしているところも見所でした。

最後に

シリーズものって2作品目で圧倒的面白くなるのですが前作の期待からのこの伸び幅は相当です。
また、メタ的にはアベンジャーズのギャグ時空のような位置づけになってライト層狙ってるのがビンビンに効いてます。
最新作今週には見たい！！！