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通信制高校の新学期

お久しぶりです。桜坂想空です。
4月ということで新学期が始まりますね!
新学期は入学や進級の時期ですが、不登校が増えやすい季節でもあります。
元不登校の私が通信制高校に入学して、留年せずに3年間で卒業できた理由と、これから通信制高校に通う生徒・保護者の方に向けて新学期特有の雰囲気をお伝えできればと思います。

3年間で卒業できた理由

毎日通うコースに在籍して、全日制の高校と変わらない生活を送っていたことが大きいです。
先生方やチューター(大学生のインターンシップ)のお兄さんの支えもありました。
通信制の場合、必ず出席する日(スクーリング)で単位を取る、テストで赤点(30点or35点)を取らない
この2つを意識していれば、スクーリングがない時期にお休みしても大丈夫です。

通信制の新学期

生徒の様子
本当にここ教室?ってなるぐらいほとんどの生徒が緊張して話さない、机から動きません。
先輩にあたる2・3年生はそんな1年生を暖かく
見守ってくれています。
入学して3日ぐらい経つと自己紹介を先生方が
行ってくれます。
上手く話せない、人の立つと泣いてしまう時は
代わりに先生が自己紹介をして下さいます。
自己紹介や先生方のサポートを受けて、少しずつクラスメイトと距離を縮めて行くことになり、相手のことを理解出来るようになるかと思います。
無理に人に話しかけようとはせずに、自分のペースを保って、時間を掛かっても大丈夫です。

先生との関わり方
最初は先生との距離感が分からなくて当然です。
担任となる先生は3年間同じになる可能性があります。
なので、積極的に相談してみましょう。
些細な事から自分が抱えている困っている事
なんでもいいです。
不登校を経験している、卒業生の先生もいますので、気持ちを理解して貰えやすい環境があると言えます。
先生は新人研修を受る決まりがあるので、生徒1人1人に合わせたやり方で学校生活が苦ではなく、居場所へと変えてくれる魔法を持っているのです。
安心して通えるようにしっかりサポートを受けることが出来ます。

授業
学校によると思いますが、中学の復習からやることになります。
私が通っていたクラークでは、習熟度別に授業が
展開されています。
分からない部分があっても、その時に質問をすれば答えてくれるので、潰すことができます。
全日制の学校と同じように進んでいきます。
先生によっては書く量が多かったりして、追いつけない場合があるかもしれません。
そんな時は、「まだ書いてます」と言うようにしてください。
気付かれないまま、終わってしまったということになりかねないです。

お昼休み
登校前にコンビニに寄ってお弁当を買っている、
手作り弁当を持っている等人それぞれです。
お昼休みに外に出ても良い学校もあります。
黙食が解禁になった学校も多いかと思います。
友達とお話ししながらでも、一人でYouTubeを観ながらでも、どちらの過ごし方でもありです。

放課後
部活や委員会活動があります。
オリエンテーション期間の時に部活、委員会紹介があるので、気になるがあれば参加することをお勧めします。
先輩との交流が増えます。
運動部の場合、定時制高校と通信制高校の大会
定通大会に出場することができます。
近年では甲子園、春高バレーに出場する学校も増えています。
もちろん、部活や委員会に入られないで下校することも可能です。

通信制高校を卒業して思うこと

本当によく3年で卒業出来たなぁって思っています。
周りの方々の支えが無ければ、今頃きっと次のステップに進んで居なかったし、教員という夢を見つけることもなかったでしょう。
特に高校3年生になってからは自分の憧れロールモデルのお兄さんに出会ったのをきっかけにありのままの自分で居られるようになりました。
クラスの担任からは「頑張り屋さんだもんな」と言われて、性格を再認識しました。
そして、クラークで出会った仲間や先生方、大学のお兄さんは私の何物にも変え難い宝物です。
卒業して1ヶ月経ちましたが、時々高校生に戻りたいと思う時があります。
それだけ楽しくて、かけがえのない3年間を過ごしたと胸を張って言えるからです。

最後に

自分自身の経験談が多いですが、読んでくださった方やこの春から通信制高校通う生徒・保護者の方の力になれたら幸いです。

訂正があります。
最初の自己紹介の記事で「4月から教育学部生」と
書いてありますが、第1志望の私大に落ちたため、
もう1年頑張ることになりました。

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