ゴッホ、本棚、神社
友人に誘われて、遠路はるばるところざわサクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。
隈研吾設計でオープンした頃から気にはなっていたけれど、片道2時間かかるからと二の足を踏んでいましたが、友人が誘ってくれたのでついに行くことができました。
まずは友人が行きたかった「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」から。
2階エントランスからグランドギャラリーに降ります。
入り口の前にはフォトスポットあり。
早い時間で予約したので、写真も楽に撮れましたが、午後はだいぶ混雑してました。
絵画への没入体験ができるという展示は、慣れるまで少し酔いそうになりました。
ひまわりの場面が期待していたよりも短かったのが残念。
見終わった後に友人と、実際にこんな風に世界が見えていたとしたら、ゴッホは難儀な人生だったんだろうねという話をしました。
第2会場は、ゴッホ生誕からの年譜になっていて、私はこちらのほうが面白かったです。
隣の家の女の子にふられなければ、人が変わらなかったのかなとか、いろいろ想像できて楽しいです。
私は没入型の展示よりも、こういうアナログな展示のが好きなんだということがわかりました。
ゴッホの後は、4階のエディットアンドアートギャラリーや本棚劇場へ。
ギャラリーでは岩合光昭の世界ネコ歩き展2が開催されていました。
見るのは2度目だけれども、やっぱり猫が可愛い。岩合さんの猫写真はいいですね。
荒俣さんの蔵書、本棚劇場のどちらも本の量に圧倒されます。
文豪ストレイドッグスとコラボしてたけれど、見ていないからよくわからない…。
昼ごはんを食べてから、武蔵野坐令和神社に参拝。
隈研吾デザインの社殿もいいですが、天野喜孝の天井画がすごくいい。金地に鳳凰が描かれている。
私がうっかりしているからなのか初めは気がつかなかったので、もっと全面的に推したほうがいいと思います。
最後にマンガ・ラノベ図書館へ。
マンガは読む機会もあるけれど、ラノベはほとんど触れる機会がなかったので、こんなにたくさん出版されていたんだという驚きが。
中2階に約2万9000冊が配下されています。
隅から隅までタイトルを眺めたけれど、知ってるのはほんの一握り。
知識がないのでどれが貴重な本なのかがわかりませんが、初版本とか絶版になった本もあるようです。好きな人は1日じゃ足りない蔵書量ですね。
ラノベの他、角川の漫画と児童書もあり、館内であれば閲覧も可能です。
窓からは源義庭園が見えましたが、庭園は閉鎖中で出られませんでした。
1日満喫できて、片道2時間の旅をして行った甲斐がありました。
荒俣ワンダー秘宝館を見逃したようなので、また機会があれば行ってみようかなと思います。
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