見出し画像

第91回全日本自転車競技選手権ロードレース U23 DNF

こんにちはゆゆです。
先日日本の中でも最高クラスの大会である全日本選手権に出場してきました。
久々の全国大会ということで気合いを入れていたこの大会、自分の弱さを叩き付けられたロードレースとなりました。

・レース概要

距離:112km
出走人数124人(U23)
完走者(35人)
コースマップ↓


・レース当日の朝

朝4時半に起床してホテルの朝風呂に入ってマッサージをして、レース三時間前の5時には朝食を済ませました。

スパムおにぎり初めて食べました!


カステラは消化に良くて満腹感が感じやすい!


朝食は前日スーパーで買ったスパムおにぎり2つと鮭おにぎり2つ、バナナ一本とレタスのサラダなど比較的消化のいいものを食べ、食後にアミノ酸ロイヤルゼリーを一本飲みジャージに着替えて6時には宿を出ました。
 朝の時点ではやや曇ってい太陽は出ていないものの湿度がかなり高く、せっかく朝風呂に入ったのにすぐ汗だくになってしました。
6時半には会場に到着してボトルなどの準備に取り掛かります。ボトルは水のボトル一本とクエン酸&BCAA入りボトルを2本用意して、そのうち一本はトレランなどに用いいられる折り畳むことのできるボトルを背中に入れました。

ヘルメットは今回のレースからPOCのものモノに新調。


一通り準備を終えてアップをしたり、他のチームの選手の方々と談笑しながらスタートまで待ちました。

・レーススタート

スタート地点に案内され、真ん中の端っこ辺りに位置取りしました。緊張が高まりやや心拍が上がってきた時に一斉スタート。
 スタートの際の号砲が小さかったせいか周りの選手も首をかしげながら走り出していきました。私はこの際に出遅れてしまい一気に集団の後方に下がってしまいました。最初の登りに差し掛かった際に心拍数は既に180近くに達しており、緊張と相まって高い状態になってしまいました。
 私はこの状態を抑えようと下りでは深呼吸をしたり、ケイデンスを多めにして踏まないようにしたり努力しました。
2周目になって少し納まりやっと元通りになったと思った矢先、秀峰亭を過ぎた登り坂で先頭がペースを上げて後方にいた私は出遅れてしまい集団からドロップ。

一人旅……


 何とか追いつきたいとこぼれてきた立命館や日大、日体大の選手を捕まえて前を追いましたが、登り坂でパワーを使いすぎてしまい乳酸が溜まり足が限界を迎えてしまい3周で赤旗を振られDNF。
 「これで終わりか…」赤旗を振られ他の選手と共にピットイン。悔しさのあまり同じ周でDNFになった日体大の選手は泣き崩れており、それを見た私も悔しさがこみあげてきました。自分はいける最後までいけると思って挑みましたが、今思い返せばカーボローディングは上手くできていてもテーパリングやトレーニングメニューなどが全然出来ておらず、自分の甘さそして弱さをとても大きく実感出来ました。
 レースを終え計測チップを取り外していた際に他のチームの選手が「お互い来年頑張ろう」「焦らなくていい少しづついこう」と声をかけてくれて
落ち込んでいた私にとってとても励みになりました。
こうして私にとっての始めてのの全日本は終わりました。

・最後に

全日本に出場するという目標は達成出来ましたが、完走することはできず改めて自分はまだまだなんだと実感しました。駆け足でここまで来て満足してしまい何もかもが曖昧な状態で挑んでしまった事は、応援してくれた家族やサポートして頂いたチームやスポンサーの方々に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかしここでへこたれるわけにはいきません。今回見つかった反省点を基にトレーニングメニューやテーパリングなど諸々見直し、経験豊富な選手やチームメンバーから色々学び知識を詰め込んで来年の全日本選手権に挑みます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?