言語の学びに終わりはない②

前回の投稿から1週間空きました。大学も春学期の授業と試験はすべて終わりあとは残った課題を提出するのみとなりました。さて、前回に引き続き僕と英語の付き合いについて書きたいと思います。中学から英語の勉強を始めたという周りからしたら遅れてスタートしたわけですがある程度の自信をつけて高校に進学します。今回は高校生以降のお話です。

塾と学校でもらった単語帳に絶句

高校受験を終えた時点で、僕は高校英語に関してはとくに不安はありませんでした。というのも中学と高校で学習内容の難易度が上がるのは当たり前のことで小学校から中学校に上がるときのように自然と順応していくものだと思っていたからです。しかし、入学前にいきなり高校英語の恐ろしさを知ることになります。まず塾(中学から引き続き同じ系列の塾に通いました)では中学の頃からお世話になっていた先生に1000単語が収録されたテキストを渡されます。しかもこれを1週間後に全範囲でテストして、満点をとるまで帰らせないというのだ。 暗記には小さいころから自信がありましたがさすがに焦りました。さらに収録語の半分以上が初めて見る単語だというのにすべて高校では基本レベルだというので驚いた。なんとかテストには合格したのだが基本でこれではヤバいと思いましたね。。。そして追い打ちをかけるように学校でも単語帳を購入することになります。学校で使ったのがこちらの「速読英単語 必修編」

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たしか1800語くらい収録されていたかと思います。こちらの「速単」とは3年間の長い付き合いとなります。しかも僕の高校では週4回の英語の授業で毎回範囲を決められて単語テストがありました。おかげで僕は高校1年の春から、高校受験以上に英語の勉強をする日々を送ることになります。しかし、すべて完璧に覚えるとなるとすぐにできるものではありません。高校2年の秋ごろまでは模試やテストを受けても、単語が全然わからずに長文が読めなかったり英作文ができなかったりして英語に対する自信はほぼ0というところまで落ち込みました。しかし高校2年の冬、転機が訪れます。

受験勉強の半分は英語

高2の冬、何があったかというと志望校の変更をしました。志望校どころか分野すら全然違うものへの変更で、周りの先生や家族はかなり驚いていました。そして僕が第一志望に選んだ大学は英語の入試難易度が最高レベルのものでした。このままではまずいと思った僕はこの時点では本来やるべきではない受験科目にフォーカスした勉強を始めます。おかげで受験科目の成績はある程度のところまで一気に伸びました(センター試験7割くらい)。そして、志望校のためには学校の授業レベルだけでは到底間に合わないと思った僕は新たなテキストに手を付けます。それがこちらです。

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速単の形式にすっかり慣れていたため、「鉄壁」とも迷いましたがこちらの「速読英単語 上級編」でさらに単語力を磨きにかかりました。そしてもう一つこちら

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「ネクステージ」で文法と語法問題を解きまくりました。これも本当に使い込んで、第一志望の入試3日前に表紙が取れてしまいました(扱いが悪かったのかもしれませんが笑)中学のときは英語の先生の言葉からの反骨心で勉強し始めましたが高校では完全に自分の夢のために必死で勉強しました。また、高校3年ではかなりお世話になった英語の先生にも支えられました。担任でもないのに僕の志望校と成績の伸び具合をしっかり見てくれて、ネクステージの表紙が破れたときはちょうどその先生の入試直前補修の最中だったのですが「よくここまで解きこんだ!あと3日、もう出し切るだけだな!」と声をかけてくださり、とてもうれしかったのを覚えています。受験の結果としては第一志望の大学には合格できず第2志望の大学に現在通っているわけですが。。。それでも僕は今の大学も英語の配点が他科目より高いため英語を勉強したおかげで今があると思っています。本当に受験勉強の半分は英語が占めていました。実際の数字でいうと(原本は実家にあるため見せられませんが)センター試験では高2の1月から本番で102点から169点(ちょっと失敗しましたね。。)全国偏差値は45から65まで上がりました。

今も続ける英語の勉強

大学生になった今でも英語の勉強は細々とではありますが続けています。大学受験を終え、またある程度英語に自信がついていましたが、大学の同級生はもっとできる人ばかりだったもので。。。まだまだですね。。では一体受験もない今、どんな英語を勉強しているのか。それがこれです!

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学部の専攻上、人体について扱うことが多く、今年からは特にそういった内容の英語で書かれた資料を読む機会も増えたため解剖学の勉強と並行しながらやっています。

最後に

中学、高校と自信をなくしては勉強してある程度の力をつけて次のステージに進むもまた上には上がいるし、知識不足を痛感しました。これはどんな分野でもあることだと思います。しかしそのなかでも英語のような言語はこの先どれだけ勉強しても知らないことは出てくるだろうし学びに終わりはないのだと思います。「人生は学びの連続。生き続ける限り一生学びは続く」と僕は思っています。だってなんでも知ってる人なんて面白くないし、好奇心と学ぶ意欲こそ生きる原動力じゃないですか

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