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もしコロナがなければ

 「もしコロナがなければ・・・」ってたぶんですけどここ数か月で1回も考えたことがない人はいないんじゃないでしょうか。僕も様々な場面で何度も考えました。「もしコロナがなければ大会でベストを出していたのに。」「もしコロナがなければ友達と旅行に行けたのに。」「もしコロナがなければ友達と食事に行けたのに・・・」

 もうすっかりそんなムードじゃないので忘れてる人もいるかと思いますが本来だったら今は東京オリンピックの真っただ中です。世界中から日本に人々が集まり熱狂するはずでした。ちなみに競技予定だと、今朝は女子のマラソン、そして今夜は陸上男子100mの決勝だったと思います。もしコロナがなければ、今朝は始発で都心に向かい、マラソンを観戦していたと思います。東京オリンピックの開催は僕が現在の大学に進学する決め手になった理由の1つでもあります。僕以外にもオリンピックが人生の大きな選択にかかわった人はいるのではないでしょうか。しかし、今更コロナのことを恨んでも仕方ありません。

 先日、大学で東京オリンピックの2021年開催の可否と是非について考える機会がありました。様々な分野からのアプローチで考えられており、とても有意義なものでした。そのなかで、現在の段階でオリンピック延期により6408億円の損失が出ており、来年開催されれば6100億円の収入が見込まれるため、差し引きで損失が軽微に抑えられるという話がありました。経済を重視しろというわけではないですが、実際の額を知ると莫大であることがわかりますね。。。僕はこれを初めて知ったんですけどみなさん損失額がいかほどなものかご存知でしたか?

 先述のように、コロナのことを恨んだり責任をどこかにぶつけようとしても仕方ありません。考えるなら失った今までのことじゃなくてこれから創る未来のことにしたほうがいいのではないでしょうか。

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