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「賭ける」と「懸ける」の末の「君の名は」

出産の時も病気の時も、入院したら暇なので漫画を描いてました。
家族と友達に見せるためだけにチョコチョコ描いていたもののお裾分け。
大丈夫だよ。これから出産に挑むご家庭に届け!

Twitterに2018年に出したので読んだことのある人もいるかと思いますが、やっぱり流れて行ってしまうので、noteに留めて置かせてください。

4番目の「君の名は」

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私の好きなジブリ作品のトップは「ラピュタ」です。「ラピュタ」を見るたびに「私もこんな冒険をしたかった…」と思うのです。だけど、おそらく13〜14歳のシータとパズーの年齢にはもう戻れないし、天空の城もなかなか頭の上を飛んでくれません。

そんな冒険に憧れる気持ちを生煮えしたまま大人になった私が、覚悟して選んだ冒険が、「子供を持つ」でした。

結婚した年齢が33歳、初産が35歳。
決して早くなく、多くの人と同じように、自分が妊娠出産できるのかどうかもわからないまま始まる結婚生活。

幸いなことに2年ごとに四人子供を授かることができました。

痛みに強く、体力にも自信があったので自然分娩を選びましたが、やっぱり陣痛中は苦しくて「こんなことなら無痛を選べばよかった」と毎回思いました。選べる人は無痛分娩選んだ方がいいですよ!

それからずっと、冒険の毎日です。
目を離せば誰かが顔面をテレビ台にぶつけて流血しているし、油断したら掛け布団の上でおねしょをして夜中に掛け布団&シーツ&敷布団で二回洗濯機を回すし、赤子を抱え妊婦でヨーロッパ旅行などを計画したときは、新幹線気分で乗ろうとしたユーロスターにみんなで乗り遅れる上にスリにあいそうになったり、イレギュラーなことだらけの毎日です。

でもそういう「予想外」「想定外」だらけの毎日こそ自分が望んだことでした。

状況をお話しするたびに「なんで子供四人もいるの?!」という表情をされるんですが、その答えとしては、「楽しい未来の予感に賭け続けたから」。

結婚も離婚も子供を持つことも持たないことも、引っ越しや転職や投資とかもですが、自分の人生を自分で「賭ける」ことができてるか。

「懸ける」ことができているかどうかと同じくらいに、大事なことだと感じつつ、死んじゃう日まで続く冒険を続けています。

・・・・・・

ここから下は、まだどこにも出したことのない「第三子の誕生時のマンガ」です。こちらも入院中に書いて、手書きの文字が見にくいのでテキストを打ち直したりしてました。(そんなことしてる場合なのか…ホントにそろそろ真面目にペン入れを…)
漫画としては「君の名は」の方が良くできているのでそっちだけを公開にして、こちらは定期購読の方だけに・・・と思いましたが、出産を控えてる人に必要な情報がこちらにもあると感じ、普通に公開にします。
大丈夫だよ。大丈夫だよ。楽しい冒険が始まるよ。

3番目の「漫画の子」

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