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突然に湧いた飲食店出店のハナシ

前述しました、料理学校との産学連携がとん挫したころ、家主からまた新たな話が舞い込みました。敷地(昔は工場敷地だったため500m四方ぐらいありかなり広い)の端に新しビルを建設するが、近隣住民への配慮もあり、低層階で景観に気をつかった作りになる予定とのことでした。エリアの西端の顔となるので、入居者が交流できるようなコンセプトカフェのようなものを作りたいのだが、その運営をしませんか?というものでした。

うーむ、かなり魅力的な話です。これはきっときっと私のやりたかったことだーと思いました。独立して、このオフィスビルに入居して、会社を設立して、色々な人に出会って刺激を受けて、自分の会社は今のままで良いのか、私の会社は存続するのか、そんなことを悶々と考える日々。年間契約で事務局を受託するしごとがほとんどだったので、大儲けはできないけど、会社はなんとか運営できていました。でも毎年同じことの繰り返しで、巷の事務員よりも安い役員報酬(笑)なんだか満たされない。何かやりたい、もっと充実した仕事がしたいといつも考えていました。

そこへ、今回のおはなし。常日頃、お世話になった方や、これから会社を作り人、エリアで働く人たちが交流して、互いに刺激を受ける飲食店が出来たら面白いな~、なんて妄想が始まりました。おいおい、出店費用とかどうするつもりやねん!って感じですが、これはBOSSに協力をお願いするしかありません。ある程度プランを練って銀行に融資をお願いすることになりました。(私一人だったら絶対に銀行は貸さなかっただろうな。。。)

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図面だけしかまだない物件を、パワーポイントで妄想していく(俗にいう創業計画書と企画書ですね)日々がはじまりました。設備会社や内装会社に見積もりを取るために、店のイメージを画像などを収集して伝えます。図は実際に私が書いていた計画書の一部。

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上がスケジュール。半年でオープンしたんですね。しかし、粗い仕事だな(笑)やりたい思いだけやん。のちのちこの甘いプランで酷い目にあうのですが、、徐々にお伝えしていきます。

つづく

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