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2/11(金) ワンマンについて

このタイトル画像は、

2018年の

2/12日のワンマン公演

今、髪はメッシュで赤を入れているが、

この時は、もっと赤い。

サウンドストリーム佐倉

の時。初めて、自分史上一番多い動員を記録した。

凄い人達に比べて、わざわざ口にするのは恥ずかしいけど、でも嬉しかった

100人以上、初めて入った。

満員御礼。

たったの数年前。随分昔に感じる。

そこから、色々なことが変わった。

環境、社会、時代と呼ばれるものも変わり、

人も去り、また、出逢う人もいた。

俺が原因だってことも沢山ある。

良いことも悪いことも。

俺も色々迷走した 苦笑

服装を変えてみたり、謎のメイクをしてみたり とか、

敢えてキャラクターを作ってみたら、悪い方向に行ったり、怒ってみたり

まあ、色々あった。その時の俺が良いと思ってやったんだから、今は良いと思える。

いつか、それが笑い話になるくらいに、飛躍できれば。いや、するんだ。

この2018年の時は、正直、勢いだけだった。

俺自身、2回目かのワンマンで、不安過ぎて、情緒がおかしくて、ハイになりまくってた。躁状態みたいなやつ。

25くらい?の時か。若さ、新鮮さ、少年の面影、ピュアさ、何か、今あの頃の映像とかを見てもそれは感じる。演奏も、曲も年齢の割には、まあまあかな…

ただ、突出した何かがあったとは思えない。とにかく一生懸命なだけだった。

お客さんには悪いけど、今思っても、この2018のワンマンは、グシャグシャだったなあ。

バンドのアンサンブル、演奏、歌唱、表現、どれも、勢いだけだった。

それがワンマンだったから、お客さんの温かい目で済んだ部分はあると思う。

それからも1、2回、こういう箱でのワンマンは、やらせて頂いた。

でも、動員は、良いとは言えない、むしろ奮わなかった。

普段、色々なブッキングライブ等に関しても、2018年の頃から明らかに動員は減った。

そのムードを変える、

活動10周年の2020年、佐倉市民音楽ホールでのワンマンを年始に決めた。

やる日程は、迷いなく母親の命日に最も近い日。11月後半だ。競合したが、くじ引きで取った。くじ引きで取ったときに、俺は叫んだ「勝った!」と。

夏、秋まで沢山の方が準備に力を貸してくださった。サンスト店長、白幡さんや、PAさんたち、照明さんたち、沢山。

だが、市からは歌唱の許可は下りなかった。中止。

今やらなくても、ホールは、情勢が落ち着いたらできる。今、やれることからクリアしていこう。

そして

自分の中で、去年2021年のワンマンは、ガラッと編成も変えた。

鍵盤 上保美香子さんと

アコギ、後藤宗一郎くん だけ。

個人的には、落ち着いて、唄はしっかり唄えて、演奏も良い。あの感じは、すごく好きだった。

「Classics」という編成だ。

今までのワンマンで「個人的には」ベスト、と言えた。

2018の反動と言うか、バンドでドカーンとやるのも悪くないが、

楽曲の美しい部分、熱い部分、儚い、等、とにかく表現力を、聞かせるにはこれが良かった。

だが、動員が奮わなかったのが悔しかった。勿論配信もご購入頂いていたけど、もっと会場に動員したかった。

コロナ を言い訳にはしたくなかった。

良い唄を唄えたのに、そいつを届けられないもどかしさ、実力不足を感じた。

同じサウンドストリームに2~30とかしか入らなくて

悔しくて悔しくて、数日寝込んだ 苦笑

俺のハイライトは、2018年なのか?

若さと情熱だけに任せていたあの頃か?

あの頃の感じで、またやるのか?

自問自答の日々。

自分に苛立つ日々が続いた。

そして

2022年。

2/11(金) 再び、やることを決めた。サウンドストリーム佐倉で。

そして今回も、

バンドの編成は変わる。

ワンマンでは、初の試みだ。

・Vo.Gt.自分

・Gt.cho.後藤宗一郎

・Ba.cho.知久正成

・Dr.かまだあき

4人。

キーボードを入れなかった。

俺の曲は、間違いなくキーボードが入ったほうが良い。寧ろ、リアルな話で申し訳ないが、メンバーには当然ギャラを払う。リハもする。

人数が増えればそれだけ予算も時間もかかる、が。本来、できるなら、

キーボードとピアノ、二人居たら理想的だ。欲を言えばきりがない、バイオリンとかチェロも欲しいし、サックス等の管楽器も欲しい

もし、俺が500人動員できるなら、キーボードとピアノ、バイオリン、チェロ、サックス、1人ずつ入れても良い。

ただ、今回は、予算とかそういう問題ではなくて、

最初から4人でやる と決めていた。

去年の11月、くさのねフェス

が最初のこの4人だけのステージ。

もうあの時点でワンマンは4人で行くと決定していた。

リズム隊はともかく、上物(ギター、キーボード等)は、俺含めて2人。

この(最小限のスリリングな感じ、で如何に聞かせられるか)が、今回のテーマだ。

キーボードで色をつけられないぶん、どうする?

俺達は、所謂ロックバンド ではない。

俺もエレキギターを歪ませて、ドーンと8ビートをかましまくるなら話は別だが、

そうではない。

俺の曲というのは、所謂歌謡曲 だ。

キーボードで付けられるはずの色がないぶん、どうやってギターだけでやるか。

ベースもドラムも4人編成にアレンジし直すところはある。

30分のライブなら数回、重ねて来たが、ワンマンは違う。
あのバラードをやりたい、あのミディアムテンポのをやりたい
…とにかく30曲までまず絞った、そこから更に絞って、絞って、

ついさっき、だいたい決めた。 

とにかく、今までやってきた、どれとも違う。
4人のバンド編成て、普通に見えるし、
大体ロックバンドて、3ピースか4人じゃないか?
と思うかもしれないが、

俺にとっては、今回長尺で4人でやるのは初めてだ。

本来の方向性を見失ってはいけない。
30分のライブを重ねてきてわかった。

4人だからドカーンとギターロックバンドをやるわけじゃない。

この編成で最も聞かせられるものをやる。
同じようで、似て非なるものだ。

そして、年始に掲げたこと(越えるべきは昨日の自分)。

2018年をまずは、越えていく。

佐倉市民音楽ホールは、最大700人だ。


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