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#6 コミュニティコーディネーターとは?

今回はコミュニティコーディネーターの役割について解説します。
Web3コミュニティ領域ではまだあまり使われていない言葉かもしれません。
コミュニティの定義では、以前より大切な役割として存在するポジションです。

【コミュニティコーディネーターとは】
コミュニティ間の領域に焦点を当て、メンバー同士のつながりを作り、関係を維持。実践の開発を助ける役割を持ちます。
※コミュニティマネージャーに類似。

【なぜ大切なのか?】
DAOにおいて、メンバー間のつながりを強くすることはコミュニティの強さにつながる。

【具体例】
・連携強化による情報交換の向上
・積極的なアイデア出し、企画提案
・仲間意識が強まることにより、サードプレイス化しやすい

【主な役割】
・コミュニティ内の重要な問題を特定する
・交流会などイベントを企画し推進する
・メンバーを非公式に結びつける
・メンバーの成長の手助けをする
・目的実践の構築に手を貸す
・メンバーの貢献を評価する

【コーディネーターの失敗要因】
・そもそもコミュニティに時間を割かない
・イベントや議論ばかりに注力し、個人間のつながりや問題解決を重視しない
※人の集団は感情があるため、目的だけではうまくいかない
・人脈づくりの能力がない
・専門的な問題の知識不足

【コミュニティ成長のために】
・勉強会→実験と経験を繰り返し、個人およびコミュニティは成長する
・人とのつながりは回数と時間で強くなる

【まとめ】
DAO(コミュニティ)はメンバー間の連携を強めることが大切。
コミュニティコーディネーターは、実践型コミュニティ強化に重要なポジションです。

参考文献:
コミュニティ・オブ・プラクティス(Harvard Business School Press)
状況に埋め込まれた学習

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