Study Report 5 / 『デザインの違い』
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どうもJBです。
今回は、「デザインの違いについて」についてです。
最近では、「アートとデザインの違い」と言うフレーズはよく耳にする話だとは思います。
アートとは「自己表現」でありデザインとは「問題解決」
みんさんこれはすでに理解している方が多いと思います。
では、「design」「Design」「DESIGN」の違いについてはどうでしょうか?
①デザインとは?
では、最初にデザインの定義についてまとめておきましょう。
デザインとは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。 Wikipedia引用
デザインの語源はラテン語のdesignareと言われています。
意味は「計画を記号に表す」です。
このラテン語は、デッサンの語源とも言われています。
つまり、デザインとは何かという問いに対して答えるのであれば、「デザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い表現すること」となる。
では、これを細分化して3つのデザインを見ていきましょう。
この3つのデザインの分類方法は、カバーする領域とスーザー数、インパクトのスケールを考慮し判断されます。
②design:見た目のデザイン中心
見た目の良さを追求し、商品やサービスの良さを届ける役割
領域:特定のユーザー
特徴:完成させることが目的
デザイン種別:
・グラフィックデザイン
・工業デザイン
・広告デザイン
デザインを完成させることが目的であり、完璧が求められる。
1mm単位のズレや、色むらすらも許されない世界。
職人気質が強く、専門的に極めることが必要
③Design:利用することを目的としたデザイン
新しいデザイン領域で、デジタルの世界
領域:不特定多数のユーザー
特徴:完成してからも改善、進化し続ける仕事内容
デザイン種別:
・WEBデザイン
・UIデザイン
・デジタルコンテンツ
メディアの発達で生まれた領域で、多くのデザインが画面の中に存在する。
対象が不特定多数なので完璧なデザインというよりも、多くのユーザーに使ってもらえる使いやすいデザインが求められる。
また、デバイスにより画面サイズや解像度、発色具合などの見え方に誤差が生まれるので完璧はほぼ不可能に近い。
WEB上に存在し、日々改善しアップデートされ続ける。
また、コンテンツの進化が早いため常にアンテナをはり、新しい知識や技術を習得する必要がある。
④DESIGN:経営に対するデザイナーの考え方
概念的側面や問題解決のようなビジネス的要素が大きい
領域:特定のユーザー、不特定のユーザー
特徴:リリース後からが勝負、ビジネスとデザインの融合
デザイン種別:
・サービスデザイン
・UXデザイン
・デザイン思考
ユーザー設定がとても重要になってくる。
人中心の考え方が求められる。
また、対象属性を決めるというよりは利用シーンや体験を設計するという意味合いの方が強い。
ものから体験のビジネスモデルを作り出す役割を担うデザイン。
デザインの違いを把握したところで、自分がなりたい職業のデザインの領域はどこで、何をするべきなのかをもう一度考えてみてはどうでしょうか?
以上
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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