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Study Report 4 / 「UXの品質評価方法(UXハニカム)」

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どうもJBです。

今回は、「UXの品質評価方法(UXハニカム)」についてです。

前回のStudy Report 3では、現代におけるUXの重要性について書かせていただきました。

では、そのUXとはどうやって評価されているのか。
UXデザインとは、人々に「心地良い」と感じてもらえるサービスを提供するためのデザインのことです。


ですが「心地良い」と言う抽象的なものを評価することは難しいです。
ではどうやって評価をすれば良いのか?

それを知る前に、知っていただきたいことが1つあります。

①デザインが良けれUXが優れているとは限らない。

優れたデザインが優れたユーザー体験を生み出すとは限らないと言うことです。

まず初めに、皆さんに誤解して欲しくないことが1つあります。
それは、見た目が良ければ良いデザインとは言えないと言うことです。
あくまで、UXデザインは、”ユーザー”の体験価値をあげることが目的なので、評価をするのはユーザーだと言うことです。

いくらデザインが優れていたとしてもユーザーに認められない限り、それは優れたデザインとは言えません。

いくらこちらが、優れたデザインの道を作ったとしてもその道をユーザーが使わなかったら何の意味もありません。

なので優れたデザイン=優れたUXでなないと言うことです。

優れたUXとは、ユーザーに価値を感じてもらったときに初めて評価される物なのです。

では、それを踏まえて、UXの評価方法をみていきましょう。

②UXハニカム

6つの評価軸をそれぞれ5段階で評価し、その総合点で評価する方法。

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・USEFUL – 役に立つ
提供されるプロダクトやサービスがユーザーの役に立っているか。彼らのニーズを満たしているか。

DESIRABLE – 好ましい
プロダクトの見た目や雰囲気がユーザーにとって好ましいかどうか。ここに評価軸においては”デザイン要素”はなるべく少ない方が優れているとされる。

・ACCESSIBLE – アクセスしやすい
体の不自由な方や、異なる制限のあるユーザーにとっても使いやすい体験がデザインされているかどうか。

・CREDIBLE – 信頼できる
企業やプロダクトが信頼できるものであるかどうか。例えば無名な企業よりも、著名なブランドの製品であれば、最初からユーザーの心理的ハードルが下がり、自ずと利用体験がよくなりがち。

・FINDABLE – 探しやすい情報やコンテンツが見つけやすい。短期間でユーザーが求める情報にたどり着ければ、利用している際のストレスが下がる。サイトであればページの構造、駅や公共の建物であれば、目的の場所に辿り着きやすいなど。

・ USEABLE – 使いやすい
そしてユーザビリティの高さ。利用していて必要以上に複雑で使いにくい場合はユーザー体験の価値が下がってしまう。

+α ADDED VALUE – 付加価値 
主となる価値とは別に、ユーザーの体験を向上させる付加価値が隠されている。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考記事

https://blog.btrax.com/jp/ux-evaluation/

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