今の自分にできることだけすればいい
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』の要約・書評です。
妄想をやめる
本書では「今に集中すること」を強調して書かれています。
今に集中するとは、言い換えれば妄想をしないということです。
妄想とは、過去と未来への執着です。
「以前にあの仕事で失敗したから、また失敗してしまうのでは」
「昨日部下に叱りすぎたが、嫌われていないか」
「本を読んだり、勉強しているが、これをして何につながるのか」
人間は、今この瞬間の現実では起きていないことを考えてしまいます。
私もそうです。
しかし断言できますが、妄想をしたところで何もいいことはありません。
時間の無駄になるだけです。
今の自分にできることは何かを考える
過去や未来に執着せず、今の自分にできることは何かを考え、行動に移しましょう。
本書では「とりあえず体験を積むだけでよい」と書かれています。
夢や目標に向かって「やってみたい」と思ったことをやってみる。
時間はかかるが「体験を積む」を続けていけば成果が出せるようになると。
私は「日本サッカー界に貢献できるような人生にしたい」と思っています。
そのために今の自分にできることとして、情報発信、ライセンス受講、小学生の指導をしています。
「今やっていることが何につながるのか」
「自分の理想の場所にいけるのか」
と考えてしまう時がありますが、考えても無駄です。
人生には「今この瞬間」しかなく、「今の自分にできること」をやる以外にできることはありません。
また新しい挑戦をして成果がでなくとも焦る必要はないです。
どの世界でも時間の蓄積が必要です。
メディアで取り上げらるような結果を出している人は、子供の頃から勉強ができ高学歴のエリートの道を進んできた人が多いです。
若くして活躍するスポーツ選手も、幼い頃から厳しい練習を続けてきたからこそ活躍しています。
今の自分にできることを考え、体験を積む。それだけでいいのです。
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