インサイドアウトが全てを変える

「7つの習慣 人格主義の回復」の要約・書評です。

要約部分に個人的な解釈が含まれています。ご容赦ください。

自分の内面に目を向ける

本書では、インサイドアウトという考え方がでてきます。
またその逆としてアウトサイドインという考え方もあります。

インサイドアウトとは、自分の内面を磨くことで、現実が変わっていくという考え方です。
何か問題があったときに、自分の内面から変わろうとすることです。

対してアウトサイドインとは、ハウツー(具体的なやり方)によって、現実の世界が変わっていくという考え方です。
何か問題があったときに、外部に原因を求め自分をよくすることです。

インサイドアウトが大事な理由は、個人的には人生が楽しくなるからです。
アウトサイドインの考え方では現実はなかなか変わりません。
仕事がつまらないのであれば、その原因を他人や環境のせいにします。

インサイドアウトは問題があったときに、自分の内面に目を向け変化を起こそうとします。
仕事がつまらないと嘆くのでなく、新しい仕事を任せられる人間になろうと思った方が、ストレスが減り前へ進めます。

他人や結果はコントロールできません。
あればコントロールできる自分の内面に目を向ける方が、余計な執着を産まないです。

自分なりの信念・価値基準を持つ

インサイドアウトの考えを持つには、自分なりの信念・価値基準を持つことが大事です。
自分なりの信念・価値基準とは「自分はこういう人生にしたい」「こういう人間になりたい」「この価値観を大事にしたい」というものです。

例えば
「誰かに影響を与えるような人間になりたい」
「他者に貢献する人生にしたい」
「毎日会う人に挨拶をきちんとしたい」
「毎日ごきげんで生活したい」
「家族との時間を大事にしたい」
となんでもかまいません。

「成功するには何をすればいいのか」という方法を求めるのでなく、まず自分の生き方を決めないといけません。

できない理由を作り出さない

私も仕事がうまくいかないときに、「自分はこういう人間だから」とできない理由を作り出していました。

でも現状を変えるには、自分の内面をみることです。
そうすると単純に「もっと本気になれたのでは」と思ってきました。
もっと仕事の準備をする、もっと勉強する。
そうすれば少なくとも悪い方向に行くことはないでしょう。

どんなときもインサイドアウトの考えで、自分の心を磨きましょう。
自分の価値基準、考え方を磨き続けることで、目の前の現実は確実に変わっていきます。


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