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『超柔軟都市』糸島市の魅力を音楽スクール社長が全力で伝えたい


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沖縄やハワイ以外にもこんな綺麗なビーチが...という記事です。

こんにちは!歩く音楽教室ことオトノタビビトえびさわです。

前回の福岡市に関する記事、たくさんのシェアを頂き有難うございました。

今回はそのお隣、現在は福岡県内屈指のインスタ映えスポットとして女子旅の定番となりつつある糸島市について、インスタを頑なにPCで閲覧しているおっさん一人旅目線で語ってみたいと思います。

糸島市ってどんなところ?

糸島市は福岡市の隣に位置しており、市内から車で50分ほど、都市高に乗れば30分ほどで行ける自然に囲まれた観光地です。

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↑市の半分以上が海(玄界灘)に面しています。糸島市出身の芸能人では元AKB48の篠田麻里子さんが有名ですね。

上にも書いたように、昨今の糸島はもともとの景勝地としての魅力を生かした取り組みの結果、雑誌の『暮らしてみたい田舎』特集でNo.1に輝き、なんと人口10万人に対して訪れる観光客数は600万人!昨今はインスタ映えの聖地として大変な盛り上がりを見せています。

ちなみに東京から観光で行く場合だとと、成田⇆福岡便のLCCの航空券が安ければ往復で1万円弱(!)なので、宿代や飲食代を含めても3万円あれば2泊3日で満喫できると思います。福岡は物価が安いのが最大の魅力!

今回はそんな糸島市の魅力を全力でお伝えするべく、カメラマンN氏を東京から同行させての糸島ツアーに漕ぎ出したのでした。

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今回は福岡市春吉の近辺からカーシェアでの移動。

PALM BEACHで至福のランチタイム

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到着する頃にはちょうどお昼時だったので、まずは腹ごしらえを...ということで海辺のカフェ「PALM BEACH」にイン。

ちなみにこの日の気温は36℃。汗だくのおっさんがインスタ 映えスポットを紹介することに説得力があるのかは全力で無視することにします。

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テラス席か店内かを選べるのですが、迷うことなくテラスを選択。こんな素敵な景色を見ながら至福のランチタイムです。

潮風が気持ちよく頬を撫でる。でも全く磯臭さがないのが不思議!もうすでに糸島が好きだ。糸島と切なさと心強さと、っていう曲が昔あった気がする。

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ランチライムメニューはどれも美味しそうで目移りしそうでしたが、今回は『糸島豚のピザビアンカ』を注文。

まるでMETALLICAの新譜を開封する時のような、口に運ぶ前から感動が約束されているフォルム。その期待を裏切ることなく、一口噛んだ瞬間に口の中に広がる糸島豚の旨味を、私は生涯忘れることはないでしょう。

香ばしい匂いと絶妙に塩気が効いた味付けが常に食欲を刺激し続け、あっという間に完食!いやはやいきなり糸島のポテンシャルに衝撃を受けました。こんなもの食べて育ったのか、篠田麻里子は。(出典元不明)

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ちなみに同行カメラマンは海老と帆立のトマトクリームパスタを注文。こちらも絶品でした!

その美味しさには終始アルコールの誘惑がつきまといましたが、なんとか振り払い店を後にしました。調べてみるとPALM BEACHから車で5分ほどの場所に、噂のインスタ映えスポットを発見!

#ジハングンでインスタチャレンジ

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『#ジハングン』と名付けられたこのスポット。地名ごとハッシュタグ化されているという思い切りのよさ。

もともとは広大な駐車場なのですが、名前の由来は「自販機の群衆」とのことで、その名の通り自販機のオブジェが3台並んでおり、その中で思い思いのポーズをとり撮影するスポットとのこと。


なぜ自販機...?

なぜ群衆...?


36℃の炎天下の中でその答えを出すための時間なんてなかったので、とりあえず見様見真似で撮影してみた。ちなみに自販機以外のオブジェもいくつかったので、まとめて掲載。

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ごめん、俺、インスタ 映えするポーズとか一つも知らなかった

側から見ればおっさん二人がイチャイチャしてる異様な光景にしか見えなかったはず。糸島の景観を汚してしまったこと、私は生涯忘れることはないでしょう。

糸島の音楽フェス

話は逸れますが、糸島では音楽フェスも開催されているそうです。

一番大規模な『Sunset Live』は過去27回もの歴史があるフェスで、芥屋海水浴場で毎年開催され大変な盛り上がりを見せているそうです。

もともとは糸島の海をこよなく愛するサーファーの林憲治さんがオープンさせた小さなカフェ「Sunset」の駐車場で開かれていた小さなフェス。

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観客も当初は500名ほどだったそうですが、現在は3日間で1万5000人を動員するほどに成長。

『糸島の海を広めたい!』という林さんのキモチと糸島がもともと持っていた魅力が起点となり、以降『Sunset』で働いていた人や観光で来た人が同じく糸島にカフェや雑貨店を出店するなどする流れを生み出しました。

行動を起こす人間が現れる場所は強い。

ちなみに糸島には音楽以外のアート作家達も続々と糸島に移住し、工房を構えています。ガラスや布など、彼らの作品が一同に集い購入可能な『糸島クラフトフェス』も大変盛り上がっているようなので、こちらも要チェックです!

そしてもう一つ触れておきたいのが「ざうお本店」裏の海沿いで開催される『バリフェス 』

これは「BBQとハロウィンと音楽フェスを一気に開催する」というコンセプトの奇祭。


情報量多すぎんか...

パリピ臭しかしない...


2019年が第一回開催で、お誘いは頂いたのですがタイミングが合わず...。音楽フェスもついにパラレルキャリアの時代が到来するのかどうか、次回開催時はこの目で確かめに行きたいと思います。

ちなみにこの「バリフェス 」は、オトノミチシルベ福岡市ギター教室&ドラム教室で会場として使用させて頂いているaiミュージックスタジオさんが協賛に名を連ねています!

またいちの塩

最後にご紹介するのは「またいちの塩

玄界灘に面した糸島半島の突端に製塩所「工房とったん」を構えており、そこで製造される「またいちの塩」をかけて食す『花塩プリン』がなんとも絶品とのこと!

(取り寄せると2か月かかるらしいです)

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この看板から、待ち受けているのはとんでもない塩対応の塩職人集団なのかと予想されますが、実際にプリン売り場に立っていたのは清く麗かなお嬢様でした。

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「このプリン持って何かポーズを!」とカメラマンN氏に言われ咄嗟に構えたのがこちら。トレンディドラマからの影響が強く伺えますが、プリン案件としては0点でしょう。


ちなみにこのプリン、糸島産の牛乳や卵を使用しているようで、味わいは超絶マイルド。口当たりも優しく一瞬で溶けて無くなります。

そこにリーサルウェポンである「またいちの塩」をまぶす事で一気に味がグッと締まる!照りつける太陽に身を妬かれ、塩分を放出し切った身体を瞬時にプリンが駆け抜けたのを感じました。

こんなもの食べて育ったのか、篠田麻里子は。(出典元不明)

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ちなみに塩の工場を少し引きで撮ったショットはこちら。ちょっとミッドガルみたいに見えませんか?見えませんね。

まとめ 糸島の魅力とは?

真夏の糸島探訪記、いかがでしたでしょうか?

個人的な感想として、糸島の一番の魅力は『糸島を愛する人たちが独特の文化を作って来た』ことにあると思います。

カフェ、インスタスポット、アート、フェス...色々なアクティビティを堪能する事が可能ですが、それらが包括的に『糸島の文化』として光を放っているのだと感じました。

強烈なリーダーシップを持った誰かが街を引っ張るのではなく、個人個人がやりたい事を出来る環境、風土が整っている。

観光するもよし、定住するもよし、働きに来るもよし...地方創生においてこの「柔軟さ」はとても重要です。

福岡空港から電車一本でアクセスが可能&東京に行くのも上海に行くのも同じ距離という地域的特性も相まって、今後はリモートワーク の拠点としても間違いなく筆頭候補に上がっていくでしょう。

また、コロナ禍においてマイクロツーリズムが注目されていますが、ちょっと足を伸ばして遊びにいきたいという福岡市民の方にも、糸島の文化を堪能してみる事を激しくオススメしたいと思います!

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それではまた!

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