仙台に行ったら推し選手ができた話

実は私には、長らく推しの選手というのがいませんでして、中学生時代には初めて声をかけてくれて、自分の誕生日にプロ初打席初ホームランを放ったショーゴー（森章剛）選手がいたものの、現役を退いてからは取り立てて贔屓にするような選手がいませんでした。
今も応援している中日ドラゴンズにはチームが勝つこと、その中で在籍する選手全員に活躍を期待することを望んでいるので、いわゆる「箱推し」（たぶん正式な定義的には違うんだろうけど）状態ではあるのですが、この度推し選手ができたことをこの場を借りてご報告させて頂きます（なんのこっちゃ！）

夜明け前

8月11～13日まで仙台に遊びに行ってきました。
仙台に行くのは昨年以来2度目。前回は出張だったこともありほぼプライベートの時間がなく折角の滞在もあまり満喫できなかったのですが、今回は友人のライブ出演が11日に仙台であるということで予定を計画。さらに11～13日は楽天のホームゲーム3連戦があるということもあり、翌12日にチケットを購入しました。

これで12球団の本拠地を全制覇！あとは雨だけが・・・と不安に思っていたことが的中してしまい、試合開始時間を遅らせるも雨天中止になってしまいました。残念。

出会い

球場に足を運び、仙台在住の知人の取り計らいで色々な方とお会いすることができ、Twitter（現X）のIDを交換することになったのですが、このときに交換した方から一言。

「yuya51って・・・小郷じゃん！」

私自身、楽天の背番号51番が小郷裕哉外野手という認識はあったもののまさか自分のSNSアカウントが彼の名前と背番号になっていることは気づいておらず（私のIDの由来は単純に名前＋誕生日です）、衝撃を受けました。ということで、運命めいたものを感じたところから、小郷選手のことを注目していこうと決めました。

すぐさま選手タオルを買いに行こうとコンコース内のグッズ売場に行ったものの、店員さんから「小郷選手のタオルは球場内から売れてなくなっています」とのこと。あらまぁ残念。店員さんいわく「めっちゃ売れてます」ということで、グッズ購入には至りませんでした。

雨天中止が発表され、この日ご一緒の方々（各々バラバラの座席）と再合流すると、ステージで急遽トークイベントの開催をしているという情報がありました。この日先発予定の荘司投手と、売出し中の選手として村林選手、小郷選手が出ているということでステージまでかけつけてみました。

ちなみに私のフルネームでいうと、一文字違いで有名なスポーツ選手がいたり、同じ漢字のプロ野球選手（今はコーチ）がいたり、今年のドラフト候補にも同じ漢字の名前を持つ選手がいるので、近さでいったら彼らのほうが親近感はあったのですが、今回の嬉しさはひとしおです。

小郷選手について知っていること

2019年のルーキーイヤーか、翌2020年のオープン戦、確か沖縄で対戦したときだったと思うのですが、ライトからの強烈なホームへのスローが印象的でした。チームに同じようなタイプの選手が多いため、一軍と二軍のボーダーの選手というイメージでした。
そして今年は打撃に安定感がついて今シーズン3番に定着してから勝ちがついてきているので、良いスパイスになっているよね、という話はこの日もしていました。
でも、本当に表面的なプレイスタイル程度しか理解しきれていないのが本音です。Wikipediaで情報収集するとルーキーイヤーの出囃子がShakiraの「la la la」だったこと（いいよねShakira）とか、これから色々と知っていけたら良いなぁと思っています。

推し選手、実は羨ましかった

冒頭部分でお話したとおり、というか、このnoteで書いている目線がそれを物語っていますが、私情を挟まずじっくり試合を見るタイプなので特定の選手に感情移入というか肩入れをすることがなかなか難しいタイプの人間でありまして、推し選手がいる方々を実は羨ましく思っていました。
なので他球団ではありますがこの私にもライトな理由でファンになれる選手ができたことがとても嬉しかったです。

この日が快晴で予定通り試合が開催されていたら、こうした気づきを知ることはできなかったと思います。ありがたいことに、各地各所各球団に知り合いがいることで、他球団ファンとの交流が生まれることがとても嬉しいです。