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個人レッスンをするのは指導者にメリットしかない理由

私は現在パーソナルトレーニング指導プライベートレッスンでテニスのコーチをしています。

以前は某大手トレーニングジムや大手テニススクールで働いていました。

個人でインストラクター、コーチを始めたのが今年で3期目になるのですが、個人でお客様に指導していく中で感じる事は

「個人指導するとメリットしかない」

このように感じます。


ですがこの話しをすると、「お金がもらえるからでしょ?」など大手スクールの方に言われたりしますが、メインはそこではありません。

実際でいうと、かなり一般の会社ではない悩みや業務も多く大変だったりもします。

◎個人でやっていて大変な事
・自分で集客しなくてはいけない
・常に自分がアップデートしなくてはお客さんが離れてしまう
・天候などに売り上げが左右するときもある

このように悩みになるポイントもこのようにいくつかありますが、それが関係ないくらいにメリットも多いです。

結論から言うと「自分の価値を大幅にあげることができる」これが最大のメリットです。

この記事では個人で指導することのメリットと、まず行動すべきことまで指導していきます。

1、個人のスキルを圧倒的に伸ばせる

ここが個人指導する中での最大のメリットだと考えています。

これは過去の記事の内容ですが、私個人レッスンをして生きて一番感じたことは、

「指導技術を学ぶだけじゃダメなんだ」

このように感じました。
もちろん、お客様が必要として求めているのは

「上達や結果を出すための指導技術」

には間違い無いのですが、それはある程度勉強して経験すればお客様が求める最低限の技術は備わっているはずです。
(全く無いのはダメです。)

ではそのあと必要なのは何かと言うと「人に伝える、イメージさせる技術」が必要なんだなと気づかされました。

話しを戻していきますが、
お客さん個人としてお客様と接していくことが増えると、このように気づく内容が圧倒的多くなるため、自分のスキルが圧倒的に成長します。

「自分がお客様としたい人」に対しての必要技術がブラッシュアップされることで満足度が上がるだけでなく、自分の人間的な能力は本当に成長できます。

技術や体についてだけ細かく学ぶのは指導者じゃなくて研究者です。

「自分の顧客が求める技術を気づき学べる環境」になることだけでも、個人で指導することは自分のスキルアップの手助けになるはずです。


2、自分が提供できる価値が明確になる


先ほどの章でも出てきましたが、

「自分の顧客にしたい人」「自分が価値を提供できる人」

ここが個人で指導していると明確になります。

と言うより明確にしないと提供するサービスの質は低下します。

これは私が行ったレッスンの内容についての記事ですが、ターゲット設定に応じた内容のアドバイスをしています。

◎このTweetのターゲット
・女性のダブルスで勝ちたいプレーヤー
・レベルは初中級から中級者

このようにターゲットにマッチしたアドバイスが提供できると質が上がります。

これをビジネス用語では「ペルソナ(ターゲットの人物で想定した人)」と言うのですがここを選定してサービス内容を決定しています。

私はもちろん女性では無いですが、レッスンしている理由は
「初中級者を教えるのが得意だから」
これがいちばんの理由です。

他にも需要が多いからなど理由は多くありますが、このように
「自分が提供できる価値」
からペルソナを決めてサービスを展開していくことになるので
「自分を明確」
にしなくてはいけないため自分の強みが浮き彫りになります。


そして段々とできる層を増やしていけばさらに展開していくことが可能になりました。


「自分の提供できる価値」が明確で無い人は「ただテニスが上手なコーチ」「ただトレーニングに詳しいトレーナー」になってしまいます。

ただ企業では「自分で提供したいペルソナ」が決めることができないため、これができません。


「自分の提供できる価値」を明確にして「自分が価値を提供できる人」を浮き彫りにしていくことが、最終的に「自分の価値を高める」ことになるため個人で価値を作ることは成長につながります。

3、自分の時間が確保しやすくなる(お金も含め笑)


最後は自分の時間が確保しやすくなることです。

「時間はお金と関係ないのでは」ともしあなたが思ったのであれば大きな間違いです。
生活や自分のやりたい活動のために、いくら必要だからと考えてレッスンやセッションを増やしていっているかと思います。

と言うことは時給が今の10倍になったとしたらあなたは1/10の時間セッションするだけで目的は達成されます。

◎単価例
・時給1000円
→30万円=300時間のレッスン

・時給10000円
→30万円=30時間のレッスン

小学生でもわかる式ですが、こんな感じです。

ですが実際のところ、あなたは企業に所属しているとレッスンやセッションの単価がなかなか上がりにくいはずです。

それはあなたの能力が低いからではなく、企業側が「能力が低い人」をやめさせることができないことが単価が上がりにくい理由です。
(法律などの問題でいきなりやめさせることはできない)

「能力が低い人」とは、絶対いないと嬉しいですが、レッスンにやる気がなかったり向上心がない方も企業にはいたりもします。

そのため企業としてはそんな人が入ってきてもいいように単価を上げにくくしています。

そのためセッションをする側も、自分の時給をあげることを考えていない人が多いです。

では自分の時給を上げるにはどうすればいいのでしょうか?

方法は2つあります。

◎時給を上げる方法
・企業側に取られないこと
・自分が提供する価値をあげること

これが自分の時給を上げる方法です。

プライベートレッスンや個人指導では、初めは自分が営業したり集客する時間、お客さんの目標までのロードマップを作る時間を入れると時給が大幅に低くなります。
(時給500円になった時もありました。)

ですが、ある程度基盤ができてくるとロードマップも自分が作ってきた型にお客様の目標や課題を書き込むだけなので時間は短く質の高いものが提供できたり、集客も仕組みでできてくるとほとんど時間を割かなくても集まってくるようになってきます。

今回その仕組みづくりには触れませんが、自分の時給を上げていくことによってできることが増えてきたり、勉強する時間が作れます。

新しいことをしたり勉強することで自分の価値も上がるので一石二鳥です。

お客様も提供されるサービスの質がどんどん上がっていくので「win-win」になります。

自分が搾取されないで、自分の価値をあげることを常に意識して個人のサービスを展開していけることが個人で行うメリットです。

まず行動するべきこと

ここまでで個人レッスンをやるべきメリットを3つお話ししていきました。

◎個人でやるメリット
1個人のスキルを伸ばせる
2自分の目指すべき方向性がわかる
3自分の時間が確保しやすくなる

これらのメリットをお伝えしていきましたが、「実際にどのように初めていけばいいか」が皆さんの気になる点だと思います。

私はフリーのインストラクターのコンサルティングも行なっていますが、結構多いのが「会社辞めてフリーでやります」「今から辞めてきます」このようなインストラクターが多いですが絶対ダメです!!

それは挑戦ではなくギャンブルです。

まず一番始めることは
「見込み客を働きながら確保すること」
これが大切です。

先にいっておくと、今の職場のお客さんをターゲットにしたら犯罪級なので絶対ダメです。

今現在の休みを返上したり、有給を使うなどして見込み客を確保しましょう。

利益0でイベントを開催してみたり、YouTubeやSNSなどで発信することも今の時代では可能です。

自分の売り上げの目処が立った段階で動き出すことでギャンブルではなく「挑戦」になります。

自分の体を壊しては何の意味もないですが、自分の将来のために頑張ってみる価値は大いにあると考えています。

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