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#01 THE GUILD勉強会 〜ユーザーインタビュー設計〜 参加レポート

はじめに
 THE GUILD様主催の第1会目の勉強会ユーザーインタビュー設計に参加してきました。

 個人でUXやサービスデザインを勉強している中で、ユーザーの声を聴くのが大事、とユーザーインタビューについて説いている文章を良く目にします。
 確かにユーザーの声を聴くというのは、プロダクトをただ作るだけではなく、選ばれるプロダクトを作るという点では非常に大事というのは、頭ではわかっていますが、どうしても日本人という気質のせいなのか、声を聞くこと自体に抵抗感を感じ、本を読んでいても「そのユーザーインタビュー自体が一番の課題なんだ」と思うことが良くありました。

 今回、その抵抗感をどのように払拭できるのか、また、ユーザーインタビューをしようと到る意思決定はどのように下されるのか前段階のお話も聞けるかな?と思い参加しました。

本noteについて
 このnoteでは、資料で個人的にここがためになったなと思ったところを抜粋しています。


「必要なのは共感である」

弁護士ドットコム デザインマネージャー

金子 剛さん

ユーザー中心組織論

資料はこちらから閲覧可能です

資料だと動いて見えませんが、投影された時は、背景が動いていて感動しました。プレゼンテーションで最初に動きがあるだけでも魅かれるなと第1の発見。
以下、ためになったと思ったページとメモ(見えにくいと思いますので拡大して見て頂ければと思います)

特に、ユーザー中心設計とは何なのかの具体的な図と組織内でユーザー中心設計を浸透させていくプロセスがためになりました。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、開催前に届いた質問を中心に登壇された方とTHE GULIDの深津さんがお答えしていました。
以下、自分たちでもできそうな所を抜粋。

Q.候補者をどう探すの?どう選ぶの?
A.
・機縁法を使用する
(機縁法とは・・・アンケートやインタビュー調査などで、調査を行う人が友人や知人などの紹介によって調査対象者を選ぶ方法のこと。)
・社内でアンケートをとったり、分析している人にクラスターを聞いたりする
・仕事を一緒にやっている隣の人に聞いたりする
・このユーザーはこの駅にいそうと目星をつけて行く
・バーに行ったりして気軽に聞いたりする
bosyu.meで呼びかけたりするのもいいかも

Q.インサイトはどのように見つけるのか
A.
・一回の質問ではなかなか出てこないので何回もやる
・何回も質問をやって行くことで良いプロダクトに近づいて行く

Q.文化として根付いていない組織は?
A.一人ではじめてみる
ユーザー中心設計のメリットを伝えて行く
ユーザーテストをやっている動画を見せて重要性を説いているみる
(例えばユーザーがアプリを使って感想を言っている動画を見せて、制作者とユーザーのギャップを確認するなど)


Q.インタビューの成功とは?
A.
・目に見える数字などで見えるのが一番良い
ただそれはインタビュー単体でかはわからない
・チーム内で、もっとこうした方が良いよねと課題が生まれたり次へ繋がるような話が出て来た時
チーム内でそうした空気や世界観が出て来たら嬉しい
ユーザーに聞かなきゃ気持ち悪いという文化が出てくると良い


登場人物の洗い出しやサービスブループリントで整理し、
誰をどこまでハッピーにさせるのかが大事
例だと、クラウドサインというサービスのワークショップをやった時
どこのユーザーを幸せにするかわからなくなった
そうした意味でもステークホルダーなどの整理が大事

Q.インタビューの頻度は?
A.事業会社だと月1回回せたら良い


総括


参加をしようと思った時抱いていた一番の疑問である、インタビュー自体をやる抵抗感のようなものを払拭するには、まず飛び込め!やってみろ!とのことでした。
自分が抱いていた疑問以外にも、具体的な手法を知ることができてよかったです。



次回

ユーザーインタビューするなら自分がユーザーになってみよう!ということで
ユーザーインタビューを受けて来ました!

ユーザーインタビューを受けてきた記事はこちら