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やる気は幻想!?

最近脳科学の本を読んでいて、こんな話がありました。

脳にやる気やモチベーションなんて存在しない。やる気が出るのを待っていてもいつまでもやる気は出ない。

確かに。と腑に落ちました。ではなんでこんなにモチベーションをアップさせる系の本やセミナーが多いのでしょう。

ほとんどの著者や講師の人は別に騙そうと思ってやっているわけではないと思います。
結果論的に、仕事が片付いた!部屋がキレイになった!チームが元気になった!というものをあとから考えて、これはモチベーションが上がった状態だな。と思っているだけだと思います。

もちろんモチベーションという言葉自体になんの意味が無いわけではなくて、行動するにはそういった部類の方法論は有用だったりします。

脳的にはモチベーションが上がらないから、行動できない。というわけではなくて、
行動しないから次の行動を起こす思考が起きない。というのが正しいんですよね。最初の行動があまりにも壁が高く感じて、その先のことまで思考が及ばない。

これを切り崩していくのがいわゆるモチベーションアップ術だったりします。

要は行動

いろんな切り口で紹介されていますが、
「なんでも良いので行動する」
ことしか突き詰めたら存在しません。

行動→習慣とはよく言いますが、モチベーションの位置づけを勘違いしてしまうのは

モチベーション・やる気→行動→習慣

という順番で実際は、

行動→モチベーション(出来ると成功体験)→思考・行動→習慣

という考えになります。
5月病のシーズンでもありますので、この間違った解釈に惑わされないようにしましょう。

現代生活の中で行動しすぎて、脳が疲れるということはありません。疲れるのは目や身体です。5分で片付けられることから挑戦してみましょう。

きっといつの間にかいろんな事が進んでいることでしょう。

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