ゴルフのペリア方式と新ペリア方式
こんにちは
株式会社ニュークラウドの矢崎です。
ゴルフをやられてる方、会社や身内だけでやるコンペでよく聞くワードである『新ペリ』隠しホールがあってそこからハンディを算出するまでは理解されている方もいるかと思いますが、しっかりルールを理解されている方は少ないと思います。
今回はこの新ペリと呼ばれる「新ペリア方式」について旧来の「ペリア方式」も踏まえて解説していきたいと思います。よりゴルフが楽しくなりますように!
ペリア方式の概要
ゴルフはそもそも、腕前の違うプレイヤー全員が楽しく争えるように「ハンディキャップ」というものがつきます。基本的には定期的かつ長期間行なっているコンペ(月例チャンプなど)を除いては、ハンディキャップがありません(算出できません)。そこでハンディキャップを持たないプレイヤーが競技をする際に、1日だけのハンディキャップを算出する方式として「ペリア方式」が生まれました。
グロスという実打席から算出されたハンディキャップを引いた数字が最終的なスコア(ネットスコア)として競われます。少ない方が順位は上ということになります。
ペリア方式はアウトとインからそれぞれパー3、パー4、パー5の3ホールずつ計6ホールが「隠しホール」として選ばれます。その「隠しホール」の6ホールのスコアの合計から算出される数式があり、その数字がその日のハンディキャップとなります。しかしこれだとスコアを叩いた分だけハンディが生まれ「30打差近くあるのに順位同じ、、」など勝負にはならないので「トリプルカット」や「上限36」という付属ルールがあります。
「トリプルカット」はもしそのホールが隠しホールであった場合、ハンディの計算はトリプルボギー(パー4でいうと7打)として計算されます。8打、9打叩いてしまってもハンディ計算上では7とされます。
上限36は文字通りで計算結果が36以上の数字は全てハンディは36としてみなされます。どちらもコンペの主催者はゴルフ場のマスター室に行き概要を伝えておけばスコアカードを渡して算出してくれます。
新ペリア方式
従来のペリア方式だと運の要素が大きく、一部では不公平とされた事もあります。そこで新ペリア方式(新ペリ)が生まれました。新ペリア方式ではアウトとインそれぞれ6ホールずつ、パーの合計が48になるように12ホールを隠しホールとして選び、そこから計算式でハンディキャップを算出します。
最近では、隠しホールが12もあると運の要素が減りすぎる、という声もあり、隠しホールが9つの「新・新ペリア方式」を採用する場合もあります。
算出方式
蓋を開けてみたらBと20打差もつけられたのに勝っちゃったりすることもあります。多少実力差があっても、誰しもが優勝を狙えるチャンスがあり、ギャンブル性もあるので、新ペリア方式はコンペの醍醐味とも言えるでしょう。
最後に
身の回りの同級生、同世代の方々がゴルフを最近やっていると聞き、最近ゴルフに行く機会が増えました、しかし単純にスコアだけを競う形になってしまい、実力差がない方としか行かなくなってしまうのではないかと懸念してます。。
このペリア方式・新ペリア方式を十分理解した上で身の回りの方々全員巻き込んで大人数でコンペをするのが私の小さな夢でもあります。
同じような事を考えていた方やゴルフをもっと知りたい方はペリア方式・新ペリア方式は覚えておくべきルールです!少しでも理解して頂ければ、ゴルフをより好きになって頂ければ幸いです。
ご購読、ありがとうございました
株式会社ニュークラウド 矢崎
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