最近ちょっと思ったFUJIFILMとカメラの話
例年、秋になり紅葉が始まる頃から梅が咲き始める頃の間は写真撮る機会がグッと下がるのですが、今シーズンは体調の不具合もあって、さらに下がりました。
最後に購入したカメラ機材といえば夏頃に満点の星空用にSAMYANG8㎜ F2.8の魚眼レンズでしたが、購入したもののまだちゃんと使えていないのが去年の反省点といえば反省点でしょうか。
でもまぁ満点の星空というのは運もタイミングも絡むので、ちょっとハードルは高いですね。
夏頃は23㎜前後の単焦点も欲しい欲しいと思っていたのですが、最近はすっかりその欲も収まり、カメラ関係の物欲もピタッと止まり、情報サイトを覗く頻度も偶に程度になりました。
そんな状態ですが、気になったカメラの話をちらほらと。
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2023年、マップカメラで多く売れたレンズランキングに、XマウントのSIGMAの18‐50㎜ F2.8の標準ズームが7位でランクインしていました。
https://digicame-info.com/2024/01/2023-13.html
これはびっくり。
大体こういうランキングで入ってくるのはCANON、SONY、NIKONやそれらのサードパーティ製のレンズであって、FUJIFILMのXマウントが入るイメージがありませんでした。
なんとなくこれまでのFUJIFILMのユーザーの好みとしては、絞り環による操作を重要視する、また購入検討でのポイントになるというイメージがあったのですが、絞り環の無い18‐50㎜がランクインする程売れたというのは驚きます。
しかも操作性についていえばズームの回転方向がFUJIFILMの純正レンズとは逆回転であり操作性としてはマイナスポイントになるのに。
ノイジーマイノリティ、サイレントマジョリティーという語があるように一部の熱烈なファンの大きな声で錯覚していたのかなと思いました。
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ユーザーに対する先入観としてもう一つ。
今年もX Summitがありますが、そこでXマウント機の登場が噂されています。
X-Tが出たので次はX‐ProかX‐Eが熱望されているのはSummitのコメント欄などでも伺えますね。
自分はX-S10、X-H2ユーザーなので軍艦部での操作に対しては特に魅力を感じていませんが、やはり各種ダイヤルでの操作はFUJIFILMの特色の1つであり、ユーザーの支持を受ける面でもあるなあと思っていました。
でも冷静に考えると、・・・・・・X‐E、その特色をスポイルしているのが特色だよな?
と気付きました。
軍艦部操作出来るものはカメラの電源を切っていても設定が分かるというのが長所の1つでありますが、X‐Eはわかんないです。
でもユーザーからは人気の高い機種で受け入れられているのも現実です。
これも個人的な先入観の1つであって、勝手に自分がそういったユーザー像を作っていたのだなぁと、SIGMA18‐50㎜のこともあって妙に腑に落ちました。
モードダイヤル式の機種を好んで選び、フィルムシミュレーションもそこまで意識して活用していない自分は、FUJIFILMユーザーの端っこの方にいると思いこんでいましたが、そこまで端っこではないのかもしれません。
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最後に自分の話ですが、SAMYANG8㎜ F2.8を購入はしましたが、昨年のトピックといえばなんといってもTAMRON11-20㎜ F2.8でしょう。
まだ十分堪能、活用しているとは言えませんが、使い勝手は抜群に良いです。
SIGMAからは10‐18㎜ F2.8なんて更に広く、軽いレンズも出ましたが、夜間の使用においてはTAMRONの方の評価が高いようなので選択肢に入ってきませんが、良いレンズが出たものです。
実際のところズームリングの回転方向は同一の回転方向のレンズで統一するとか、そのレンズしかズームレンズを使わない場合はデメリットになりません。
もし回転方向をそういうものかと割り切れるならば、そもそも利欠点の土俵にあがる未満の問題となりえます。
ちょうど良い手軽な望遠域がまだ埋まっていませんが、そのあたりと多少暗くとも軽量薄型の単焦点などが出揃うと、よりレンズの選択肢が増え、魅力が増すのになぁと思う次第です。
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