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その人物、ジャンダルムより危険につき。

―はい。今日はですね。昨日今日と長野へ行った眼鏡屋さんにお話を伺おうと思います。宜しくお願いします。―

眼鏡屋:お願いします。

―えーっと。今回は長野へ山登りに行かれたんですよね?―

眼鏡屋:はい。山好きな友人に誘われて一泊二日で長野へ行って来ました。
1日目は麦草峠⇒丸山⇒高見石小屋⇒白駒池⇒麦草峠というルート。

『↑高見石小屋』

『↑白駒池にある白駒荘』

『↑(全景がいまいちわからなかった)白駒池』

2日目は蓼科山という日程でした。

『↑登り始める前の蓼科山』

『↑山頂付近の様子』

『↑山頂にある社』

―普段山に登る時、基本半袖を好まれるそうですが、今回は1日目の全行程と2日目の途中まで長袖という嘘のような話を聞いたのですが本当でしょうか?―

眼鏡屋:本当です。長野自体の標高が高く、天気も曇りということもあり、かなり寒かったです。加えて1日目は風もあり登山中に晴れることも無かったので、安全のためにもレインジャケットをはおりました。

―あの登山で使わず、台風の時しか日の目をみないレインジャケットをですか?―

眼鏡屋:はい。ようやく山で使えて嬉しかったです。高見石小屋で気温計を見たら10度を示していました。

これより前に標高の高い所を経由しているので、たぶん10度きっていたと思います。

―それは大変でしたね。今回は終始バテずに行程を終えたということでしたが、何か変わったこととかありますか?何やら一月前ほどから体を絞るといって、去年と同じく豆腐を多く食べるようにしていたとか。―

眼鏡屋:豆腐ですか。確かに豆腐を多く食べるようち心掛けていましたが、どちらかというと余分に多く豆腐を食べるといった感じで、ダイエット効果はあまりなく、胃拡張に作用しているのではという意見が出ており、自分もなるほどと思っています。

―ダイエット効果はみられなかったと?―

眼鏡屋:はい。それよりバテなかった要因は、疲労を抑えるための足の運びを常に意識して、友人から離れて遅れてしまっても自分のペースを徹底して守ったこと、何より寒かったことがあげられると思います。

―寒かったことが、ですか?―

眼鏡屋:はい、大体行動中に人の1,5倍量ほど水分を摂るのですが、今回は余裕を持って水を余らせました。暑さによる影響が無かったことにより、疲労も少なかったと思います。

―水よく飲まれますもんね。―

眼鏡屋:1日目は楽なコースだったので1.5L持っていき、ほぼ半分の消費。2日目は2.5L持っていき1L以上残せました。これは長袖と同じくこれまでの山登りではあり得ない出来事です。

―1日目終わってからの夜に、あまりお酒を飲まなかったという話も聞いています。―

眼鏡屋:アルコール飲むとやはり翌日響きますからね。1日目の前日に職場の飲み会があったので、二日酔いと睡眠時間の面で心配していましたが、なんとかなりました。2日目は睡眠もしっかりとっていたのと二日酔いの影響が少なかったので、個人的には最後まで体力の余力を残し、楽しんで下りきりました。

―なるほど。余裕をもった行動というのはこれからも山で行えるといいですね。あと山で何か心掛けていることとかありますか?―

眼鏡屋:挨拶ですね。すれ違う時のマナーとして声かけを行うというのが大切なのですが、苦しいときも『こ(んに)ちはー』としっかり挨拶をするようにしています。それと子どもに挨拶をされたら、こちらも場違いなくらいに元気な声で挨拶を返すよう心がけています。

―場違いなくらいの声で?それには何か理由があるのですか?―

眼鏡屋:特にないです。でも笑いがとれます。

―なるほど、特に理由は無かったんですね。話は変わりますが、今回カメラを持っていかれた割にはあまり使われておらず、2日目にいたってはだしてすらいないようですが?―

眼鏡屋:。。。

―どういうことでしょうか?―

眼鏡屋:・・・やはり山で行動する上で、常時ぶら下げているのは、岩肌にぶつけるリスクとかあるわけです。いちいち取り出していたり、あれこれ拘って撮影するというのも集団行動の和を乱すことになるので、サクッと撮れるスマホを活用しました。

―それでは2日目の場合、完全な余分なお荷物だったわけですね?―

眼鏡屋:はい。なので行動中、なるべくザックの中のカメラを見ないよう心掛けました。

―心掛け方が変わっていますね。―

眼鏡屋:その分、山に集中出来たので良かったかもしれません。一泊二日でしたが、なかなか楽しい行程でしたね。ちなみに蓼科山は百名山の内の1つでもあります。

―それはそうと名古屋からだと往復450㎞くらいあったと思いますが、移動はどうされたんですか?―

眼鏡屋:友人が運転してかれました。

―450㎞全部?―

眼鏡屋:450㎞全部を。

―それは友人山頂大変でしたね。―

眼鏡屋:一応免許は携行しているのですが、何せ自動車学校出てから一回たりとも運転していない超ペーパードライバーなので、何かの際には運転変わりますが、『自分の運転、ジャンダルムより危険ですよ』と説明はしておきました。

―ジャンダルムって何ですか?―

眼鏡屋:北アルプスの中で、難所とされ滑落の危険のある危ないポイントです。

―分かりにくい例えですね。―

眼鏡屋:はい。自分はそんなハードな登山はしないのでジャンダルムには縁がないと思っています。

―眼鏡屋さん。今回このような形でお送りしましたが何か意図が?―

眼鏡屋:自分の話したい内容だけ簡単にまとめられると思ったので、一人質疑応答しよかなと。

―そうですか。また、機会がありましたら宜しくお願いします。―

end

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