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嫉妬心→親友

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2019年3月28日。

仕事中に1通のLINEが来ました。

太陽と虎のブッキングマネージャー・哲平さんからの連絡。

!?

EGG BRAIN!?((((;°Д°))))

LINEをもらった時のリアクションは、

まさしく、こんな感じでした。

それもそのはず、なぜなら…

勝手に、ライバル視してたからw

遡ること、2013年の春過ぎ。

「EGG BRAINって知っとう?」

音楽好きの友達から教えてもらったのが、

彼等を知るキッカケになりました。

当時の僕は、音楽に触れられる機会も情報も無く

フェスも行った事ない、ライブもご無沙汰、

関係者もいるわけもなく、EGG BRAINは名前すら知らない状態でした。

そんな時に見せられたのがコチラ↓

なんじゃこりゃ((((;°Д°))))

どちゃくそカッコえぇやんけ!!!!

ちょっぴりバイオレンスなのも刺激的。
(ちょっぴりか?🤔)

早速、Wikipediaで情報収集してみて、さらにビックリ。

ボーカルとベースの人、同い年やん。

同い年やのに…

自分はやりたい事をできてる訳もなく、

就きたい仕事にも就けず、やりたかったことも成し遂げてる訳もなく…

他人の努力を言い訳に、何でこんなにも惨めな思いしてるんやろ…

EGG BRAINを知った時の僕は、そんな思いを抱いていました。

それから1年後、彼らは活動休止に。

結局、ライブを観たり、新譜を聞いたりする機会も無くなり、入れ替わるようにして、

2014年の3月に僕は美容師に復帰。

そして、冒頭の2019年の3月。

哲平さんからのLINEをキッカケにUchieさんが初来店。

初対面なのもあって、めちゃくちゃ緊張したのを覚えてます。

Uchieさんが若ぇ&髪色が黒いw

それを機に、EGG BRAINのライブにも行かせていただくようになりました。

僕のEGG BRAIN初ライブは、なんばHatchのSiMとのツーマン、翌日のCOMING KOBEの2daysでした。

2019.5.10 in なんばHatch
COMING KOBE 19 
実はブースに来てくれてたJOEY笑
KNOCK OUT MONKEYのお2人もw

この時は、まだJOEYもKUNちゃんも、初めまして状態で、特に何を会話したとかでもなく、ただただ、挨拶をさせてもらったレベルの関係性でした。

その後、Uchieさんはメンテナンスで何度も来店してくださるようになり、今じゃ常連客になっていただきましたw
(公私共にお世話になっておりますw)

飲み行こうぜー!とはなったものの、なかなかタイミングが合わず、1年が過ぎたころ、Uchieさんの計らいで、まずは、JOEYと3人で飲みに行こうということになり、

2020年の4月、ようやく話し合える機会をもらいました。(その翌日から緊急事態宣言だったので、間一髪)

その飲み会以降、

『EGG BRAINからも仕事をいただけるように頑張りたいな』
と改めて思うようになりました。

ただ…

世界中コロナ禍で、エンタメ業界は大打撃。

お役に立ちたくても、立てる機会がありませんでした。

相次ぐ、フェスの中止やライブやツアーの延期。

そうこうしてるうちにあっという間に夏も終わり、冬に差し掛かろうかという時に

JoeyからDMが来ました。

0.2秒で返事。

仕事で打ち解け合う方が何倍も早いし、楽しい。

その時に出せる100%で応える事が、何よりのコミュニケーションだと思ってます。

そんな思いで担当させていただいたヘアメイクがコチラ。


SABBAT THIRTEEN 2021 Spring Collection

その2週間後に撮影されたのが

GiveÜ Chips!

のミュージックビデオのヘアメイク。

立て続けに、EGG BRAINから、お仕事をいただく事になりました。

現在は、JOEYとUchieさん、たまに、KUNちゃんもメンテナンスさせていただき、仕事はもちろん、プライベートでも仲良くしてもらってます。

ただ、居心地がいいだけでなく、畑違いだからこそ切磋琢磨できる関係性がありがたいと思ってます。

彼らの0→1で生み出した作品を、仲間たちで1→10にしていく作業と、過程が楽しくてたまりません。

出会う前に抱いた嫉妬心が、いつの間にか甘えや妥協ではなく、和気あいあいとしながらも、本気をぶつけれる現場に"仲間"としていられる事が嬉しいです。

1年でも1ヶ月でも1日でも永く、現場に居たい僕にとってEGG BRAINとの出会いも財産の1つになってます。

最近のライブのMCでJOEYが

『世界に羽ばたいて行けよー!』

って、よく言ってるんですけど、

どうせ行くなら一緒に行かへん?

ぐらいのスタンスで僕はいます。

あと何年、美容師を続けれるかは分からないけれど、

分からないからこそ、行けるとこまで行こう

今は、そんな風に思える親友にも出会えて幸せです。

今年(2023年)も、何卒よろしくお願いします!

次回は、コロナ禍での出会いについて。




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