子生意気なガキを1匹ぶち殺してしまった


私ごとの話で恐縮なのですが、ガキを1匹ぶっ殺してしまった

こりゃマジで先程の話で。ホント殺したてほやほやの新鮮トークなんですわ。やはり刺身もセックスもマンコも殺しも鮮度が大事なんでね、イキがいいうちに話しておかないとね


今日は珍しく平日休みだったんですわ、仕事が。ほんで小1になる息子は学校行って、昼メシ前に運動がてら嫁とアナルセックスしまくってたわけなんすよ

いやアナルセックスってホント難しいっすね。うまくチンポ入らないっていうか、ちょっと痛いみたいだし、痛そうにしてるの見ると申し訳なくなってくるんでなんとなく折れちゃうっていうかね

やっぱ魂とチンポって連動してるんすね。魂が折れるとチンポも折れるってこれ真理ですわ

ほんでまぁなんとかチンポにウンコついたり血がついたりそのままマンコに突っ込もうとしたら「やめて!洗ってからにして!」とかなんとか叫ばれて頬肉引っ叩かれたりして、ムカついたからそのまんまマンコにぶっ込んだりして事なきを得たわけなんですけど

で昼メシに餃子とサンドイッチとペヤング食いまして、まったりつべでITZY流したりして朗らかで健やかなお昼を過ごしてて

で、どうやら今日息子は一斉下校ってやつらしくて、「あ、それならちょっと学校近辺まで歩きがてら迎えにいこ」ってノリになったので行ったんすよ

ほんで学校近くまで歩いてったら小学生が集団で帰ってるわけですね

うちの可愛いベイビーはどこかな〜って探してたら、歩いてきたわけですよ

まぁうちのベイビーは可愛いですね。宇宙一っす。うちのベイビー以外のベイビーは野良のゴキブリの死骸にしか見えないってくらいうちのベイビーは可愛いんで一目でわかりました。よそのガキはゴキにしか映んないわけですしね

でもなにやら様子が変なんすよ

うちのベイビー周辺にガキに扮したゴキの集団がパラパラいるわけで、ほんでうちのベイビーが早歩きをしてて、うちのベイビーの横にクソ太ったガキ(ゴキ)がつきまとってて、うちのベイビーはその太ったゴキを振り切ろうとするように早歩きしてる感じなんすね

「なんぞうちのベイビーにイチャモンでもつけてやがんのか、横にいるブタは」と俺は思ったわけですね

ほんで俺も駆けつけて「おかえり〜」っつってベイビーに声をかけたわけで

そしたら案の定うちのベイビーも安堵の表情で「パパ〜」ですわ

隣でうちのベイビーにつきまとってるゴキ(ブタ)も俺に気づいて

「ペニンくん(うちのベイビーの名前)のお父さんですか?」っつってきたんですよ

まぁ俺も大人なんでね

A、そうだけどお前なに?近寄るんじゃねぇよ。シッシ!あっち行け!半径1000キロは常に離れてろカス

 B、そうだよ

C、無視する

こんくらいの選択肢が頭のなかで湧いたわけで、まあまあ俺も大人であり人の親であり社会人なので Bを即座に選ぶわけですよ

「そうだよ」

するとブタは

「さっきペニンくんが僕に死ねって言ってきたんですよ」と言った

いやそりゃ言うだろ。お前みたいなブタがそばにいたら死ねっていうし、なんなら養豚場に帰れブタ、なに脱走してんだよお前、くらい言うだろ。いいか、それくらいお前は言われても差し支えない存在なんだぞ?寝ぼけてんのか?弁えろコラ。殺すぞブタ。って俺は言おうか迷ったんすけど、さすがに大人なんでね、それは流石にやめといて「ブタがブタ語喋んな。すぐに視界から消えろ」って言おうとしたんすよ

そしたら

「言ってない!」とうちのベイビーが即座に反応して言ったわけです。するとブタがすぐに「言ったやん!」と言い返したわけです。するとまたうちのベイビーが「絶対言ってない!」と返す

ははーん。そういう揉め事が起きてうちのベイビーは早歩きをしてて、ほんでこのブタはうちの可愛いベイビーにつきまとってたわけか、と俺は即座に理解した


A、「とりあえずさ、なにが起きたか教えて」と歩きながらうちのベイビーとブタ双方の話を聞く

B、問答無用でブタを道路にほん投げる

俺は大人であり人の親だからAを選択した

ことの顛末はこうだ

うちのペニンが一斉下校で同じクラスの友達と歩いていた。するとブタが(ブタはどうやら小3の同じ班で集団登校するメンバーにいるやつだと判明)「俺も一緒に帰ろうよ」とうちのベイビー達に声をかけた

うちのベイビーはそのブタのことが元々好きじゃないらしく(割とウザ絡みしてくる系ブタらしい)「嫌だ」と断った

するとブタが「なんでだよ」と詰め寄った

そしてここから双方の話に食い違いがでる

うちのベイビーはそのブタが嫌いだから「じゃあ僕は1人で帰る」と言い、早歩きで友達から離れた、と主張

ブタは、そのときに「死ね」という捨て台詞を言われたからつけ回して詰めていたと主張

その間にもブタは「言ったじゃねぇかよ」とうちのベイビーに言い、うちのベイビーは「絶対に言ってない!」と頑として言い張る

ブタはうちのベイビーよりもふたつ上だしブタの割に語彙力も多少あるブタで

「ペニンくんは絶対に僕に死ねと言いました。死ねという言葉を使うペニンくんをどう思いますか?」と俺に問うてきた

A、さて、生意気な言葉を使うこのブタを屠殺して今晩の夜メシにしようか

B、周りにいる奴らに本当にうちのベイビーが「死ね」という言葉を使っていたか、それを目撃したかを聞こう

Aを選びたかったんです。俺はホントはAを即座に選びたかったんですよ。でもここはグッと我慢です。大人なんでね。大人は我慢、オナニーも我慢、殺しも我慢が鉄則です

ただ自分としてはガキ同士が弾みや刹那のノリで死ねって言い合うのは、自分も過去やってきたという経験を加味してね、そこまでめくじら立てんのはどうなの?ってあるわけ

いちいち後つけまして、親にまでブー垂れてくんのうざってぇってのがあるんですけど、建前を完全にスルーすると自分の息子の平和さえ成り立たなくなるってのがあるんで

「わあった。んならブタくんの証言がガチか検証しよう」っつって後ろにいたガキ達に聞いてみたわけですよ

うちのベイビーが最初、一緒に帰ってきてた友達もいたんで、そいつらも引っ捕まえて「なあなあ、このブタがよ、うちのベイビーから死ねって言われたらしいんだけどよ、お前ら聞いてた?」っつって聞き回ったわけです

するとみんながみんな口を揃えて「聞いていない」「見ていない」と言うわけです

この時点で俺はこのブタを殺すと決めたわけなんですがブタはブタでまだ諦めきれず「いや言われたやん俺」と言い張り、うちのベイビーは「絶対絶対絶対絶対言ってない」と言い張るわけで、もはやこの議論は言った言ってない論争に発展し、結末としてはこのブタが死ぬってことでしか収拾つかない問題になったわけである

が、そこはまぁ俺も大人ですよ。さすがに大人なんでね

「死ねって言った証拠がない以上、ペニンは謝る必要ないし、ブタもあんましつこく言ってんなよ。お前の聞き間違いってことに、今ならしてやっていい。なおかつさ、一緒に帰ろうって言われて嫌だっつってんだからお前が引き下がれよ。バカなのか?」って言ったわけですよ俺は。するとブタは

「いやいや一緒に帰ろうっつって断ってくるって明らか変でしょ。一緒に帰ればいいじゃん」っつってブヒブヒ言うわけです

「なんで?なんで嫌なやつと帰らなきゃなんねぇの?帰り道に嫌なやつと一緒に帰らなきゃいけないルールがこの国にはあんのかコラ?てめぇの脂肪かっ捌くぞコラ。てめぇなんやワレぇ。ワレの理屈で言うたらアレか?セックスしよっつって断ってきた女は変か?ちゃうやろ?人間にはイエスorノーがあるねん。嫌なもんには嫌いうのは当たり前やねん。なんで嫌なもんに嫌言うたら変扱いされなあかんねん。ワレあれか?脳みそ豚足か?頭んなかに脳みそっちゃって豚汁詰まっとんのかいコラ?しかもな、一緒に帰るか帰らんかなんてな、別に個人間の問題で社会的になんも迷惑なんてあらへんしそんなもんは空気や。それをネチネチネチネチ断られたからってブタの糞撒き散らしやがってボケェ。お前じゃ(ブタのおでこに人差し指を当て)。お前が変やねん。お前が不愉快なだけやろ?知らんがな。お前が勝手に一緒に帰りたがってんねん。うちのベイビーはお前と帰りたないねん。帰り道にお前と帰るのが嫌やねん。お前がゴキヅラ丸出しで一緒に帰りたがってんねん。それ断ったらなんであかんの?お前アホ通り越してゴキやな。おいゴキ。デブゴキ。お前消えろや。電球みたくついたり消えたりするが如く俺らの目の前から消えさらせや!」と俺は言った。まくしたてた

ブタは半泣きになった。その半泣きヅラがこれまたブタというかゴキブリだった。しかしブタゴキはなおも食い下がる

「ペニンくんは僕に死ねって言ったんですよ!死ねとか使うの良くないですよね?良くないことをペニンくんは僕に言ったんですよ!どう思うんですか!」とブタゴキはブタのようなゴキのようなツラで言う

「お前どんだけゴキやねん」と俺は言った。ゴキブリはこっちが頼んでもないのにまとわりついてくる。そういうやつは人間にもいる。一応人間カテゴリーにいるくせに自らゴキに成り下がってまとわりつくやつが地球にはいる。不思議だ

「ええかゴキ?よう聞け。耳と目と口と肛門をナイフでかっぽじってよう聞け。うちのベイビーがお前というゴキに死ね言うた証拠はないねん。うちのベイビーが言うてないって言うとるし、うちのベイビーがお前というゴキブタに死ね言うとったとこを見た人間もおらへんし、お前がゴキっぷり全開で言うとるだけやねん。ええか?証言だけじゃどうにもならんねん。わかるかゴキ?お前ゴキやからわからへんやろ?例えばや、例えばうちのベイビーがお前というゴミブタから死ね言われたと主張する、しかしお前は言うてへん、でも証言だけで死ね言うたってことにされたら冤罪やねん。だから証拠がいるねん。で、うちのベイビーが今のところお前という、すでに死んでるも同然の腐ったはらわた携えてるゴキブリカスに死ね言うた証拠はないねん。ならお前がやることはひとつやねん。諦めて家に帰って自殺しろ。2度と近づくんじゃねぇ。お前みたいなカス、人間界に存在させてやってるだけで有り難れ。ほら消えろ。そこの道路で車に頭踏まれて死ね。早く死ね。すぐ死ね。今死ね」と俺はブタガキのデコに人差し指をぐいぃと押し付けて語りかけた

ブタはすでに泣いている。しかし俺の人差し指を豚足で払い除け、なおもブタは主張を続けた

「いえ、ペニンくんは絶対に死ねと僕に言いました。死ねって言葉はダメな言葉だと先生が言っていました。先生がダメだと言っていた言葉をペニンくんは言ったんです。親としてそれをどう思うんですか?」

子生意気なブタが世の中にいるもんやな、と俺は思いつつも

「まずうちのベイビーがお前という生きてる価値すらないカスに死ね言うた証拠なし。なのでお前の主張はゴミ。第二に先生を盾に反論するお前はショボい。死んだほうがいい。先生がダメ言うとったからダメという倫理観がゴキブリ特有のゴミやな。先生が死ね言うたらお前は死ぬんか?先生は神か?この世の善悪を司る神なんか、先生は?お?お前いっぺんマジで死んだほうがええぞ。死んで枯葉とかに生まれ変わっとけや。そっちのが人に迷惑かけんでええしお前にピッタリや。ほら、今この地面に頭からダイブして脳天かち割っとけや。そこに小便かけたるわ。ほら、やれやブタ。今からやれ。地面とスカルファックしとけカス」

と俺はブタのまるまる太った頬に人差し指を押し当ててそう語りかける。ブタと分かり合えるとは思ってないが言葉を紡ぐことだけは決して諦めない。それが人間の人間たる所以なのだ

ブタは泣きべそかきながら

「ペニンくんは絶対に僕に死ねって言ったんだ!なんにもしていない僕に!」と叫んだ

俺はキレた

ポケットから注射を取り出し、まずはブタの首筋に打ち込んだ。これはどんな屈強な野獣、クマやライオンに打ち込んだら0.2秒で落ちるほどの威力を持つ麻酔で、ブタも即座にその場に倒れ込んだ

俺はベイビーに

「ちょっとパパさ、このブタぶっ殺して帰るからさ、とりあえずペニンは先お家に帰っててくれるかな?パパもすぐ帰るよ。ほんで一緒にマリオして遊ぼうな」と言い、ベイビーのおでこにキスをした

ベイビーも元気よく「うん!」と言い、前を向いて歩き出した

俺はブタゴキの首根っこを掴み、すぐそばにあった神社へ入っていき、茂みのところで落ちていた大きな石でブタゴキのドタマを5、6発ぶん殴り、脳みそが飛び出たのをきちんと確認してから小便をかけ、お家に帰宅した


明日からちょっとでも平和になるであろうことを確信し、やっぱ一日一善って大切だよなってことを再認識したのであった

あ、やっぱ屠殺したブタをお家に持って帰ってカツカレーとかにしたほうがエコだったかな。ま、いいか!

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