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#005 意思決定はお願いね?/むずいわ、恋愛

さあ、今週もいきましょう。

✂︎----

そうしてわたしはズブズブと
沼に足を底までグリグリと入れ込み
とにもかくにも
元彼(以下、A君)にもたれかかって生きていたんです。

何かを買う時も
何か辛いことがあった時も
嬉しいこと、驚いたことがあった時も
悲しみに暮れてどん底にいる時も

彼にもたれかかって
彼に感情をぶつけて
良い言葉が返ってくるのを待ってて。

そうしていくうちにどんどんと
自分というものは無くなって


中学二年生の頃の
自分が分からなくて歯痒くて
親に当たっていた
あの反抗期とか思春期とかと似た
グラグラでガタガタな自分が
舞い戻ってきたんです笑。


しかも何がって
中学生の頃から父と母の関係は破綻してて
時期に別居が始まり

そんな思春期にわたしは
両親に甘えることもぶつけることも上手くできず

なんとなくあれが反抗期だったのか?
ってくらいな感じで生きてたわけで


それがどうしたところが
21、22歳でまたまた思春期が戻ってきた頃には

隣にいるのは親よりもわたしをかまってくれて
優しい優しいA君だったわけです。


甘え方がわからなかった中学生の頃より
好きな人に甘える心地よさを知った上での
ぶり返し思春期は、それはそれは
とっても悪いものだった笑


それが顕著に出だしたのは

付き合って1年くらいが経とうとしてたのかな?
わたしが就活に苦戦しだす頃からだった。

お祈りメールを食らうたびに
黙り込んで、泣いて、

励ましてくれるA君には
感謝の言葉も述べることなく
「どうせこんな気持ちわからないでしょ?」
「A君はしっかりしてるし、わたしなんかより何倍もすごいし、悔しい」

なんて心で堂々巡りが始まって

モードに入り込んだ瞬間
A君に発する言葉が見つからなくて
大変だった。

特にこれはすごいんだけど
『万博公園での悲劇』
いやもはや事件だったかもしれない。。


就活で滅入っていたわたしを
気晴らしにということで
万博公園の近くに当時できたばっかりの
エキスポシティーに一緒にデートに
連れて行ってくれたんです。


就活状況は至って最悪だったわたしは
なんとか前半は楽しく過ごすことが
できていたんだけど

さあ、ご飯も食べ終わったので
万博公園へ行こうとなった。


そして散歩しながら就活の話になり

A君に愚痴を吐き弱音を吐いたところ

それはそれは優しく慰めてくれたのだけど、、、


当時のわたしは
『A君はできる人だからそんなことが言えるんだ。悔しい。』

っていうモヤモヤが充満して
危うく窒息しかけるくらいだった。

言葉を発したくても発せなくて
辛くて難しくて

ほんとにほんとにどうしよう。。
って10分くらい黙り込んで考えていたと思ったら

なんとわたしは40分間ただただ
A君の問いかけにも答えず
黙り込んでいたらしい。。。


(40分間黙ってたっていうのは
その出来事から1ヶ月くらい経ったときに
A君から笑い話として優しく笑いながら
教えてもらったw)

40分間黙ってた女をこんなにも
優しく温かくしてくれるなんて

今考えたらスーパー土下座級だよな笑笑


40分間黙ってたわたしはそのあと
どうなったかっていうと

A君に
「歩こう」
と声を掛けられて

まだちょっとふてくされながら歩くわたしに
何も無駄なことは言わずに
手を握って歩いてくれていた。





“なんて馬鹿なんだ。わたしは”

って手を握られたときにおもって
心から謝ったけど

A君は優しくケラケラと
笑ってくれた。



あなたはマザーテレサか何かですか?
あなたが尊くて怖いです。

と、今も思うけど
当時はより強く思っていたわけです。



そうした優しさに気づくことのできたわたしは
どうなったかというと。



さらにひどくエスカレートして行ったんですねw


話していながら
とても今また心が痛いです✌︎
失恋の時の気持ちがまた戻ってきたくらい
ズキズキしますね笑

まあ、それくらい当時の自分のことが
嫌いです笑笑

でも今は可愛く思えるので
A君には申し訳ないけど
オールオッケーです✌︎笑笑


まだまだわたしの奇行とも言える
失礼で大変な恋愛による経験を
語っていきたいと思います笑笑


A君はこれを見たらなんというんだろう。
言っておこう「まじでごめんなさいw」

さ、また来週。

#むずいわ恋愛 #エッセイ #恋愛

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