出世や金持ちは諦めた

昔は負けず嫌いの時もあった気がするけど、二十代後半くらいから、競争社会についていけなくなった。

小学生の頃に少林寺拳法をやっていて、その時の先生に

「格闘技向いてないな。」

って言われたのを結構はっきり覚えてる。

相手から殴られるのは耐えられるけど、相手を殴るのが抵抗あった。

その頃から相手を倒すとか負かすっていうのが向いてなかったんだな。きっと。

三十代後半で適応障害になって、そこから少しずつ回復してきて考えが変わった。

適応障害になると、人それぞれだとは思うけど、身体はだるいし思考能力が衰えるし何も出来なくなっちゃう。

四十歳になった時に、もう嫌な事からは逃げて生きようと決めた。

結婚もしてないし子供もいない、彼女もいないから、自分と母親と猫二匹が暮らせるだけの収入があればいいやっていう考えに変わった。

でもやっぱり仕事だと無理をしちゃうんだよなぁ。

無理をしちゃったかどうかは、その時には気付いてなくて、身体がおかしくなってから無理してたって気づくのが難しいところだ。

多分適応障害あるあるな気がする。

レイザーラモンRGがビリーアイリッシュのbad guyにのせてあるある言いたがってた気がする。

初対面の人が多い会合で汗かきがち。

別に尿意も便意も無いのにトイレに行きがち。

自分だけかもしれないと思いがち。

折り合いつけて生きていくしかないがち。

終わり方見失いがち。

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