変わりたいとは


今まで積み上げてきた過去。努力、後悔、憎しみ、悲しみ、楽しみ、嬉しい、色々な経験と感情が一緒になって、年齢と比例して高く、強くなっていく。

だから、こんな自分ではなく、あんな自分になりたい!!とか、生まれ変わったら!!とかではないと思う。

そういうのは新しい場所にもう一度経験と感情を積み上げる行為なのかなぁーと。
積み木を積んでいく行為に似てますね。
29歳だったら29個の色々な形と色の積み木が積まれてる。

変わりたい!と思って違う場所に積み木を始めるのではなく、過去を見直して、再解釈。自分はこういうことをしたいのではないかと、30個目からはその形と色の積み木を積んでいく。 

新しい場所に積むのは、

過去の自分は無かった事にしちゃうのかなと。

僕は過去に繋がった人達のいろんな想いや気持ち、亡くした人達が今の自分を作っているのに、それを無かったことにはしたくない。

だから自分を変えるとは
過去の再解釈。

過去をもう一度見る。
違う視点でみたら違う解釈になります。

10個の視点でみたら10個の自分に出会えますよ。
きっとその中で気づきが生まれるはず。自分でこうなのかもしれない。
その視点をもって今を生きると仮説が確信に変わっていくと思います。
違うと思ったらまた仮説を立てればいいです。


捻くれ者だって、いいんですよ。

熱い鉄が冷え固まる前のような若い時にきっと叩かれたり、切られたり、折られたり。

冷え固まった頃にはいびつな形かもしれない。

真っ直ぐ一本で綺麗な自分軸を持った人を羨むかもしれない。

でも、いびつな形もあなただけの形。芸術だと言う人がいるかもしれない。


だから人の話や心を受け入れる事はその人の過去を受け入れる事にもなる。

心を受け入れた上で、言葉を交わす。言葉を受け入れる。議論する。そうして仮説が生まれて、確信に変わっていく。
受け入れるスタンスがギブandギブの精神なんだろうなと今感じました。

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