お見合いパーティの真実
そもそもお見合いパーティで出会いを探すという意味
婚活ブームになり、新規参入してきたパーティ会社とブーム以前からあるイベント会社があります。
ブーム以降からのパーティ会社は、イベントだけでの収支が上がらなくなってきていることを感じています。
なので、パーティ開催は、結婚相談所への集客と割り切り開催していたり、街コン開催で、飲食店からマージンをもらったり、自治体に営業を行い、助成金の支給を受けることで、自治体事業としてイベントを開催するなどに変化しています。
また、「安い参加費」を良心的と感じる方も少なくありませんが、パーティ会社としては、参加者が出会ってしまうと、もう参加してくれなくなってしまいます。
参加者の交際成立は会社の損害になります。
できれば常連になってもらいたいわけですから、より出会えるサポートはしないのも当然です。
交際成立時に成婚料が発生する結婚相談所は、会員の交際成立が会社の利益になるので、成婚に向けたサポートをするということです。
「成婚料がかからないしお見合い料もかからない格安のパーティ参加費」⇒「良心的」という方もいますし、そもそも業者側が自らをそうアピールしていますが騙されないように気を付けてください
あなたの人生をかけた婚活に対して、コストをかけず手間もかけず、異性とあいさつするだけの機会が得られるだけです
「具合が悪いです」と病院に行ったのに、どんな症状であろうとろくに診察もしないで、「風邪だから風邪薬出しとくね」としか言わないやぶ医者のようなもんです
お見合いパーティの具体的な解説
例えば40対40の大人数の異性と出会える大規模パーティなどでは、5分程度づつできるだけみんなとお話をします
某お見合い番組では「お見合い回転ずし」と言っているほどです
ちょっと考えてみてください
初対面の男女が5分の限られた時間の中で何が話せるか?
簡単な挨拶、住んでるところなどの簡単なプロフィール、趣味、それをお互い話して相槌を打つ。
これだけです。
ましてや皆さん大人ですから、どんなに印象の良くない相手や好みでない場合も社交辞令で笑顔で興味があるふりをして好印象の対応をします
つまり相手のことをお互い何にも理解できない状態で告白タイムになります。
それもパーティによってどこまでというのは異なりますが、平均第三希望くらいまで書きます
そして互い番号があればカップル成立です
お互い一番同士でなく3番目どうしの場合もあります
消去法で選んだだけですから、カップル成立してもその後の交際に行くことはほとんどありません。
パーティでのカップル成立数と、交際率は全く違います
もし自分が選んだ第3希望の人は自分を選んでくれていなくても、自分が選ばなかった相手から申し込みがある場合もあります。
その場合、個別にスタッフから呼ばれてどうですか?と聞かれます
OKであればそれもカップル成立となります
でもお相手をあなたが選んでないことはもうわかってしまいますし、このカップルのまま交際にはまずいかないと思います。
またさくらがいることも多く、このさくらに後ほど選ばれることで
「今回は自分の希望した3人とはカップルになれなかったけどこうやって僕を好きと言ってくれた人がいたんだから出会いの可能性はあるな」と、パーティの常連になってもらう算段だったりします
安さの理由は何か?
そしてその理由を自分は受け入れられるかをきちんと見分けてください
池田小殺傷事件の犯人の宅間守死刑囚も、犯罪を犯す前はお見合いパーティの常連だったことがわかっています。
その時のプロフィールは「職業 医師」もちろん嘘です
でもその嘘のプロフィールを信じてパーティで出会った人と一度結婚しています。
婚活にかける費用は、自分自身の未来にかける投資です
自分の人生を大安売りの大バーゲンで変な人に大安売りしないでください
自分の人生を大切にしながら婚活は慎重に進めていってほしいなと思います。
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