ウォーミングアップについて

僕が7歳から現在23歳まで約16年間野球をやってきてアップの重要さに気づいたのは中学の時だった。中学の時からアップについていろいろ考えてきて、大学の時にアップについての考え方が大きく変わりました。それまではアップのことを

怪我をしないために体を温めるもの

として考えていましたが、大学2年生からアップについて

その日の練習や試合を万全の状態で行うためのトレーニング

として考えるようになりました。今では、練習でも試合でもその日に100%のパフォーマンスを発揮するため、パフォーマンスを向上させるために行うものとして取り組むようになり、それに伴って結果もついてきたので今確証を持って発信しています。

もちろん、怪我の防止という観点でもウォーミングアップはたいせつになってきますが、万全の状態で練習が行えれば練習の効率も上がり、技術の向上、パフォーマンスアップなどにも繋がります。


では、アップでは具体的に何をすればいいのか?
僕がアップで大切にしているのはストレッチと機能性を高める運動を重視しています。

流れとしてはこんな感じです⬇️
・静的ストレッチ
 ⇨移動時間などで硬くなった筋肉や関節を伸ばして緩 
めることによる怪我の防止、筋肉のパワー発揮が目的
・ジョギング
 ⇨5〜10分程度で全身を大きく使って走ることで血流の促進、フィジカルウォーミングが目的
・肩甲骨コンディショニング(チューブ)
 ⇨肩甲骨周りのインナーマッスル(ローテーターカフ)を温めることで投球動作の機能性向上が目的
・瞬発力ドリル
 ⇨ジャンプやラダーのトレーニングを行い、体のキレと瞬発力を向上させて試合に向けた体づくりを行う
・ダッシュ
 ⇨短いダッシュを繰り返し、汗をかくことで疲労物質の分散、体のキレの向上、力みの改善に効果あり

ピッチングに必要である肩甲骨周りと股関節周りは重点的にストレッチング、動作を取り入れることでピッチング動作の機能性を高めることで練習や試合に臨む。

流れとしては基本的に試合や練習に近づく(アップの終盤に差し掛かる)につれて瞬発系を多めにしていく流れが基本となる。キャッチボールの時には自分の100%のパフォーマンスが出せるように準備しておくことが大切になる。

これまで野球をやってきて、野球について考えてきた中でやっぱりウォーミングアップについてしっかりと考えて目的の持てているチーム、選手は大成する傾向が強い気がする。アップをしっかりと行い、士気を高めることで試合や練習に向けたモチベーションを高める効果もあるように感じる。

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