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中二病を予防しよう。もう誰も犠牲にしたくない。

みなさん。誰にでも忘れたい過去があるのではないのでしょうか?

特に中2病。別に中学2年生がなるものではありません。

中2病とはウィキペディア先生によると、「中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」とのこと。

まあ、世間一般的に言われている中2病とは「本人はかっこいい、可愛いと思っているが、世間的にはどっちかっていうと少しキモくて、勘違いしている痛い言動や行動」と言えるでしょう(タロの助の定義)。

しかし、人間であるからには、必ずこの道を一度は通ると思われます。

思い出して、書くだけでも冷や汗がでるような恥ずかしい言動や行動。

私の中2病は永遠に闇に葬ったので、この世に出てくることはないですが、私の周囲にいた人たちの中二病的な言動や行動を紹介しましょう。


①ハッキングしたいマン

できないくせに「ハッキングしようかな?」を連呼する。携帯をいじっていると、すぐに「お前の携帯ハッキングしようかな?メール内容すぐわかるぜ?」発言。テスト前になると「はぁ、マジだり。センコーのパソコン、ハッキングして問題ゲットしちゃおうかな?」発言。先生に怒られると「くそが、マジハッキングしてパソコンぶち壊してやろうかな!」などなど。しかし、結局何もハッキングすることなく無事に卒業。ハッキングはしなかったけれど、ハイキングはよくしているヤツだった。


②玉の輿した~いマン

高校生の頃、なぜか、毎日のように、「玉の輿したい」「玉の輿したい」と言っていた性格ブス四天王の一人。もうぶっちゃけ顔もアウストラロピテクス(南の原人)。そいつが大声で玉の輿の話をする際、チェリーボーイだった俺たち(理系男子)は、まだ当時優しかったので「へぇ」「そ、そうなんだ・・・」と相槌をうっていた。「あんたたちも玉の輿狙われるような男になりなよ。そしたら少し相手してあげる。」なぜ、俺たちはブスにあそこまで偉そうに言われなきゃいけなかったのだろうか。玉の輿を狙われるような男には、きっとすこぶる美人な女性が群がるだろうに、なぜあの子はアウストラロピテクスな顔で性格も悪いのに、玉の輿できる気でいたのだろう。おそらく、失礼とは思うが、玉の輿よりも、玉乗りを覚えた方が芸の一つとして稼げたと思う。


③化学室の物質で爆弾つくれるマン

ことあるごとに「爆弾つくっちゃおうかなぁ・・・」発言。先生に怒られると「マジ爆弾で燃やしてやろうかな」と言う。そいつが一度爆弾を持ってきたことがあった。「これ、やばいよ・・・投げるから見てて」そういうと、そいつは何かが入った袋を取り出した。そして、天にめがけて勢いよく投げた。その袋からは多量の砂が舞った。そいつは投げた直後「いぎゃあああああ」と叫んだ。目に砂が入って痛かったらしい。砂袋爆弾・・・恐ろしい爆弾だった。


④知らない女子のプリクラを貼って、カッコつけてるマン

缶の筆箱に、他校のしらない女子のプリクラを貼り、あたかも彼女がいるようなオーラだけを出している。「えっ、それ彼女!?」と聞かれると「はっ?いや、別に・・・」といって隠す。本当に知らない人だから、「彼女?」と聞かれて、「いや、別に・・・」といっても何一つ嘘はついていない。完璧なアリバイ工作。なぜ、そのプリクラを持っているのか。同じ塾の他校の友達からもらったから。はい、俺です。ごめんなさい。お父さん、お母さん、知らない女子のプリクラをせっかく買ってくれた缶の筆箱に貼ってて、すいませんでした。


というように、中2病は思い出すだけで、赤面してしまうような恥ずかしい行動なのです。人はみんな、この道を通って成長するとは思いますが、なるべくなら避けた方が賢明です。

今はSNSがありますので、中2病的な発言を世界に発信してしまう可能性があります。注意が必要です。今までなら、中2病な言動や行動も自分と周囲の人の心の中だけに残っていました。しかし、SNSは世界に残っちゃうので。

私が特に危惧しているものがあります。それは、今話題の

ティックトック

とかいう代物です。

これは、正直かなりやばいです。男も女も、簡単に自分のアイドル願望を叶えることができる素敵な代物です。ゆえに、危険なのです。

今の世代や時代ではあたりまえなのかもしれませんが、「加工した自撮りをして、なんかいびつな踊りをして、世界に動画を発信する」。個人的には恐ろしすぎて、うんこ漏れそうです。

でも否定するつもりは全くありません。最近の子どもたちや若い子は、youtubeなどの動画をたくさん見ていますので、自分もやってみたいと思うのは当然です。今はこれが普通なのでしょう。

でもいつか振り返ったときに、「ああ、懐かしい・・・若いな・・この頃」と思う可能性よりも「ひいいぃぃぃ!いやあぁぁ!」と叫ぶ可能性の方が高いと思います。

中二病を量産してきた先輩である俺の話を、今の若い子たちが少しでも耳を傾けてくれたら嬉しいです。

たぶんアメリカは、本当は中二病を予防するためにティックトックに規制をかけたんだと思います。




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