度重なる激痛……

いぎゃああああぁぁ！！！

俺は叫んだ。

痛い………

痛すぎる………

なぜだ………

うぎゃあああああぁ！！！

はぁはぁはぁ……

おかしい……

おかしすぎる……

なぜだ……

ちんこが痛い………

俺は焦った。

はやくちんこを確認せねば……

俺のちんこがおかしくなる……

俺は最後の力を振り絞って、霹靂一閃のようなスピードでトイレへ向かった…

そして、ズボンを脱いでちんこを確認した…

ちん毛がちんこの皮に絡まっている……

これは痛いはずだ。

なぜなら、ちんこの皮を、糸ようじで、ぎゅぎゅきゅー！！ってするようなものだから……

漢なら１度は経験したことがあるだろう。

漢にしか分からない痛み…

その人にしか分からない痛み……

痛みは人を成長させる。

痛みは人を優しくする。

痛みが分かって、はじめて人は人になれる。

俺はそう思っている。

痛みを知って、はじめて、俺は人に優しくなれた。

その人の痛みを、自分のことのように感じることができて、はじめて俺はその人を助けたいと思えた。

痛みは、俺が俺であるがゆえん。

ありがとう。ちんこ。

俺は、また１つ、成長できた。