モンクレールの偽物を見分ける８つのポイント。本物？偽物？モンクレールの真偽方法。偽物と本物を徹底検証：リアクロ

モンクレールのダウンは結構高いですよね。なので少しでも安くと思いネットで購入したら偽物だった。または、本物だと思っていたが使わなくなったから売りに出したらその時に初めて偽物と発覚！などといった経験は僕自身にもありました。

そんなモンクレールの偽物の見極めポイントを話していきたいと思います。まずは「本物を知る」ことが一番ですね。

まずは今回の話の目次からです。

目次

１：ワッペン
２：コミックラベル
３：ロゴラベル（裏地首元）
４:チェックナウタグ
５：代理店タグ
６：サイズタグ
7：モデル名
8：ファスナー

１：「ワッペン」の形状と縫い付け部分

【毛羽立ち】本物は毛羽立つんです。毛羽立ったフェルト系な記事になっています。本物のワッペンはクリーム色をしていて、偽物は白い色をしています。偽物はツルツルしているといった感じを受けます。

【形状】形状の角は丸みを帯びたデザインになっています。偽物を見てもらうと尖っているイメージですね。縫い付けもロゴに沿って縫われているのか、ロゴに沿って縫われてないのかも、見るポイントになります。歪みもないですね。

【雄鶏（おんどり）のトサカ】ワッペンはイタリアの国鳥の雄鶏が描かれていてこの雄鶏のトサカ部分は割と大きなポイントなのかもしれません。個人的に。本物はしっかりと"トサカ"が描かれています。

【縫製】ロゴに沿って縫われているのか見る必要がありますね。

【線や太さ】均等でなかったり、途中で太くなったり細くなったりしている場合は疑って見る必要がありますね。

２：「コミックラベル」の形状と色合い

【触り心地】まず触った感じですが、本物は「ザラッ」としています。偽物は「ツルッ」としています。この辺りの判断は画像からでは難しいと思われます。

【色】本物は薄くなっています。色は薄いです。偽物ははっきりと濃い色をしています。このコミックラベルの色は偽物本物を見極めるポイントとしては定番な部分になります。

【四隅の形状】こちらもわかりやすく、四隅を見ていただくとその形状が「丸くなっている」のか「角張っている」のかで違いがあります。本物は「丸くなっています」

昔は、絵柄のシワを見るとかもありましたが、今回のように絵柄は全く同じものもあります。しかし、この「色合い」薄い感じはなかなか表現できないかと思います。

３：「ロゴラベル」裏地の首元

【縫製】偽物は縫が荒いですね。横に逸れていたり、二重縫になっていたりします。

【Rの文字】本物の「R」はつなぎ目が若干離れています。偽物はくっついていることが多いので中ですね。

【ロゴの雄鶏】ここでも雄鶏のトサカ部分ですが偽物を見て頂くと、より雑なことがわかると思います。

全体的な自体もそうですね。見比べてみて粗かったり、太かったりする場合もありますので要注意ですね。

４:「チェックナウタグ」の確認

【チェックナウタグ】は年代によって違います。

・約2009年〜 ①「CHECK NOW」

・約2013年〜 ②「旧QRタグ」

・約2015年〜 ③「新QRタグ」。になっています。 

これはコードをホームページで入力すると（https://code.moncler.com/）モデルが出てくるといったものですが、本物のコードを真似て作れば出てきますので、100%正しくはないですね。そもそも今回の偽物は「CHECK NOW」と「旧QRコード」が２つ付いているので、２つ付くことはないですね。

５：「代理店タグ」の確認

【国内正規品の証し】

・2001年〜2005年はペッパージャパンコーポレーション 

・2008年〜2009年はスプレンダース&カンパニー

・2009年〜現在はモンクレールジャパンとなります。

国内正規品という扱いになり、偽物で代理店タグを作ることはデメリットが大きいので代理店タグの入った偽物はほぼほぼないと思います。（今までは見たことがないです。）それだけ代理店タグがあるということは大きいです。並行輸入品や海外で購入した商品はこの国内正規品の証明の代理店タグはないので、「本物」であっても代理店タグがないものもあります。

プチ情報ですが、もしモンクレールを売りたい！私いモンクレールを買いたいから、古いのを売って足しにしたい！と考えることがあるとすれば、日本での信用度の問題（再販しやすい）ということもあり、国内品であるという証明の「代理店タグ」があった方がより高く売れます。

６：「サイズタグ」の縫製

【縫製や傾き】本物は傾きはもちろんないのと、サイズタグの両端にはスティッチがついています。偽物はずれていたり、傾いていたりします。

７：「モデル名」の確認

【検索】タグには必ずモデル名の記載があります。このモデル名をインターネットで検索することもお勧めします。同じ商品がネットにたくさん出てくると思います。別商品や検索結果がない場合は怪しいですね。

８：「ファスナー」の形状

【ファスナープル部分】ロゴや形状を確認してみてください。綺麗さなどが違ってくると思います。フロントファスナーもそうですが、ポケットファスナーもチェックですね。

【エレメント部分】左右非対称のものもあったり、対象のものもあります。モデルによっては粒の大きさも違ってくると思いますので、ここに関しては同モデルを比較した方がいいですね。

また、ファスナーメーカーも確認した方がいいですね。今回の本物では２ちゃくありますが「YKK」と「LAMPO」でした。偽物のポケットファスナーには何も書いてなかったです。ここも細かい部分ですが確認は必須ですね。

いかががでしたでしょうか。結構見るべきポイントは盛り沢山ですね。まだ数点はあるんですが、この「８つ」がクリアされていれば本物で間違い無いです。

最後にまとめていきますと、

１：「ワッペン」の形状と縫い付け部分
【毛羽立ち】 【形状】 【雄鶏（おんどり）のトサカ】 【線や太さ】

２：「コミックラベル」の形状と色合い
【触り心地】 【色】 【四隅の形状】

３：「ロゴラベル」裏地首元
【縫製】 【Rの文字】 【ロゴの雄鶏】

４:「チェックナウタグ」の確認
【チェックナウタグ】

５：「代理店タグ」の確認
【国内正規品の証し】

６：「サイズタグ」の縫製
【縫製や傾き】

7：「モデル名」の確認
【検索】

8：「ファスナー」の形状
【ファスナープル部分】 【エレメント部分】

とはいえ、最近ですと様々な種類が出ています。必ずしもフェルトロゴがついているとは限らないですし、コミックラベルがついていないモデルももちろんあります。なので総合的に判断する必要があり、定価の高いものになりますのでまず縫製も含めて雑な作りはまずないですね。

今回の偽物比較では一部のモンクレールで定番の見るべきポイントを話していますので、今後も追加資料が入り次第アップしていきたいと思います。

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