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『麻雀一番街』のココがイイ! ココがダメ!

こんにちは、白銀優介です。
今回は麻雀一番街というゲームについて語っていきます。


・はじめに

麻雀一番街は香港のLANCELOT TECH LTDが開発し、
2022年1月19日にサービスが開始された
オンライン対戦型(CPU戦もある)の基本無料麻雀ゲームです。

まず、本編に入る前に私自身の麻雀一番街での成績を公開します。

4人麻雀の成績


3人麻雀の成績

画像を貼った所でゲームをやっていない方は分からないと思いますが…

とりあえず4人麻雀、3人麻雀ともに4段を越え、
中級者と呼ばれるような段位に上がった、という感じです。

対戦数は4人麻雀、3人麻雀合わせて200戦。
プレイ時間に換算すると100時間程度でしょうか。

ということで、中級者目線での感想、評価になります。

また、プレイ時間も100時間と、少なめですので
まだ見えていない部分とかもあるかと思います。
ご了承ください。

では本題へ。

【ココがイイ!】

・手出しツモ切りを表示してくれる

上の画像で灰色になっている牌がツモ切りをした牌となっています。
これはCPU戦ですが、対人戦である段位戦でも
同じシステムが導入されています。

ネット麻雀は手出しツモ切りが分かりにくいと言われることが多いですが、
このシステムならば手出しツモ切りを見なくても良くなります。
また、常に表示してくれているので覚える必要もありません。

これは賛否が分かれるかもしれないシステムですが、
自分的には、神システムですね。

全てのネット麻雀で導入すべきとすら思っています。

そもそも手出しツモ切りを覚えるというのが非常に大変ですし、
そこで差が出るというのもあまり好きじゃありません。

麻雀は記憶力を競うゲームではないと思っているので。

なのでこの手出しツモ切りを表示するシステムは
非常に素晴らしいですね。


・右クリック打牌、キャンセルが出来る

私は普段『雀魂』という別の麻雀ゲームもプレイしているのですが、
そっちには無いシステムで
麻雀一番街には、打牌選択時に右クリックをすると
ツモ切りをしてくれる機能があります。

これが結構便利で、
あるとないとでは遊びやすさが結構変わります。

雀魂にもダブルクリックでツモ切りという機能がありますが、
やっぱりワンクリックで出来た方が便利です。

また、ポンやチーなどをするかどうかの画面でも
右クリックをするとパスしてくれます。

これが非常に便利で、
いちいちパスのところにカーソルを持っていかなくても
右クリックをするだけでいいのでかなり快適です。

ちなみに雀魂にはこの機能はありません。
早く導入しろ


・無課金でもガチャを引ける

麻雀一番街にはデイリー任務とウィークリー任務がありまして、

ウィークリー任務画面

このウィークリー任務の報酬でガチャ券が1枚もらえます。

つまり、ゲームをプレイしてウィークリー任務をクリアしているだけで
毎週必ずガチャが回せます。
1週間に1回だけですが、まぁ回せないよりはマシでしょう。

また、このウィークリー任務以外にもイベントだったりで
ガチャ券が配布されることもあるので意外と回せます。

自分もほとんど無課金(1200円だけ課金)ですが
2ヶ月程度で40連ほど回せています。


・キャラ確定ガチャが安い(1200円)

スクリーンショットを取り忘れてしまいましたが
キャラクターが4名ピックアップされ、
その中の1名が確定で入手できるという10連チケットが販売されていて、
その値段が1200円でした。

そのガチャで入手出来たのが五十嵐妙子というキャラです。
ピックアップされている4名の中で
私が一番欲しいと思ったキャラがこのキャラだったので
非常に嬉しかったのを覚えています。

私がやっている他のゲームとかでは3000円でキャラ確定とかなので
1200円でキャラが確定でもらえるというのは
かなりお買い得な気がしますね。


・イベントが豊富

今現在はアニメ『リコリスリコイル』との
コラボイベントが行われていますが、
これ以外にも定期的にイベントが行われています。

イベントでは特別な任務とその報酬、
特別なルールでの対戦などが開催されることがあります。


リコリスリコイルコラボでは清一色の試練というものが開催されており、
ピンズのみを使ったCPU戦が楽しめます。
報酬は特にありませんが麻雀の勉強をするという意味では
結構良いトレーニングになります。

イベントが定期的に開催されるおかげで
契約に必要なアイテムだったり
ガチャ券だったりが入手出来るので
微課金・無課金の人にとっては非常にありがたいですね。


・デイリーが軽い

デイリーの項目は7つで、毎日全く同じ任務となっています。
この中でも、対戦をすることによるデイリー任務が
・2局副露する
・リーチを1回アガる
・2回対戦する
・2局無放銃を達成
の4つですが、まぁとりあえず2回対戦すれば大体達成されます。

なので1日2回対戦するだけでデイリーが終わるので
長くても1時間くらいで終わります。
一局戦というモードだったり3人麻雀ならもっと早く終わるので
デイリー任務だけを達成したい場合は
15分前後くらいで終わるのではないのでしょうか。

これはありがたいです。
時間がない時とかでもちょっとプレイするだけで終わるので
結構助かってますね。

・覚醒(契約)が比較的軽い

覚醒をするとキャラクターの見た目が変わるのですが、
(雀魂で言うところの契約)
これに必要なアイテムがデイリー任務の報酬だったり
イベントの報酬だったりで入手できるので
無課金の方でも簡単に覚醒することが出来ます。

覚醒イラストは魅力的なものが多いので
それが無課金でも比較的容易に出来るというのは素晴らしいですね。


・天井システムがイイ

これは雀魂と全く同じシステムを導入しており、
ガチャ‐を回すと交換用のチケットが1枚もらえ、
150枚集めると好きなキャラクターを
1体選んで入手することが出来ます。

なので150連で好きなキャラクターを入手出来ます。

また、交換可能なものはキャラクターだけじゃなく、
雀魂と同様、麻雀卓や牌の色、対戦BGMなどがあります。


・牌譜機能が便利

ネット麻雀では牌譜機能がついていないものの方が少ないので
麻雀一番街ならではのイイ部分ではありませんが。

この牌譜機能で自分の対戦を見直すことが出来るので便利ですね。


・レートシステムがイイ(段位が上がりやすい)

上の画像は麻雀一番街のレート配分を示した表なのですが、
試しに4段に注目して見てましょう。

1位を取ると+130ポイント。
2位を取ると+ 50ポイント。
3位を取ると- 40ポイント。
4位を取ると-100ポイント。

となっており、トップの点数配分が高く、ラスの点数マイナスが低いです。
これにより、ポイントが稼ぎやすくなっていて、
勝ち越せるプレイヤーの方は段位がぐいぐい上がっていきます。

自分も60戦ほどで5段まで上がり、
中級者卓である炎陽という卓で打てるようになりました。
雀魂で言うところの玉の間と同じくらいですかね。

まぁとにかく段位が上がりやすいというのはかなりイイです。
やっぱり自分と同程度のレベルのプレイヤーと戦っているのが楽しいので
とっとと適正段位に上げたいんですよね。
そこまで上がるスピードが速いというのは凄く遊びやすいです。


・段位戦がラス回避じゃなくトップ取りルール

ネット麻雀で有名な『天鳳』『雀魂』の2つは
レートシステムにラス回避ルールというものを採用していますが
『麻雀一番街』はラス回避ルールではなく、
トップ取りルールに近いものを採用しています。

最上位卓である銀河という卓でのポイント配分を示したが上の画像です。
最もポイント配分がきつい10段を見ても

1位=+200ポイント
2位=+ 65ポイント
3位=-100ポイント
4位=-220ポイント

となっており、勝ち越せる程度のレベルの人であれば
ちゃんと段位が上がっていきます。

これがラス回避ルールになるとどうなるかというと

1位=+200ポイント
2位=+ 50ポイント
3位=- 10ポイント
4位=-280ポイント

ぐらいになり、最高段位付近だとさらに顕著になり、
1位が200ポイントで
ラスが-420ポイントとかそんな感じの配分になります。

なのでいかに4位を取らないようにするかが大事になり、
勝ち越しているプレイヤーであっても
ラス配分がきつすぎるせいで
段位が上がらないという事態が起きてしまいます。

トップ取りルールの方が段位が上がりやすく、納得感もあるので
プレイしていてモチベーションが下がることがあまりありません。

私は、全てのネット麻雀で
このトップ取りルールを採用してくれるのを
心から願っています。


【ココがダメ】

さて、ここからは麻雀一番街のダメだと思うところを語っていきます。
が、私自身『雀魂』というゲームを長くプレイしており、
雀魂との比較で語る部分も多いですがご了承ください。

・人が少ない(過疎)

平日の朝方10時くらいの接続数です。
一番上の初心者卓は結構な人数が居ますが
2つ目、3つ目と段位があがるにつれて
目に見えて人数が減っていきます。

3人麻雀の方もやはり人数は少なく、
比較的過疎と言えるような状況になってしまっています。

私が朝方にプレイすることが多いので少し不便だなぁと感じます。

ちなみにマッチングにかかる時間は
20秒~1分半くらいなので
プレイするのに支障はありません。

それでもどんな時間帯でも
10秒くらいでマッチングする雀魂に慣れていると
少し気になってしまいますね。

気になったので一応調べてみましたが、
夕方6時くらいになると接続数は以下の通りになります。

2倍くらいの人数でしょうか?
これくらいならマッチングも不便なく出来そうで
あまり気にならないかもしれませんね。

なのでマッチング時間が気になる人は
夕方に接続することをオススメします。

・プレイヤーのレベルが低い?

他の人の打牌批判みたいなのは、あまりしたくないのですが、
麻雀一番街ではプレイヤー数が雀魂に比べると少ないからか、
あまり上手じゃないプレイヤーが多いと個人的に感じます。

まぁプレイヤーのレベル感については意見が分かれるところでしょうし、
麻雀一番街が悪いのかと聞かれてもそうではない気がしますし、
難しいところですね。

ただ、雀魂に関して言えばプロの方が参戦していたり、
天鳳に関して言えばアシスト機能がないせいで
初心者の人が入りづらいという欠点が、
中・上級者の方が多いという利点にもなっています。

まぁ麻雀一番街が雀魂ほど有名になれば人口が増え、
プロの参戦も増えたりして相対的にレベルは上がると思うので
これに関しては、現状のプレイヤー人口が少ないよね、っていう話で
終わる問題だとは思います。


・キャラが少ない

全てのキャラを合わせて25名しか居ません。
男性キャラに関して言えばたったの3名のみ。

まぁサービスが開始されてまだ1年しか経っていないので
仕方ないだとは思うのですが…

キャラが少ないということは
魅力的なキャラが少ないということにも繋がるので
もっとたくさんのキャラを実装し、
多種多様な魅力を持つキャラクターが登場するようになれば
プレイ人口にも影響が出てくると思います。

なので、もっと魅力的なキャラクターを
バンバン実装していってもらいたいですね。


・雀魂に似すぎ

麻雀一番街のゲーム画面
雀魂のゲーム画面

ゲーム画面やUI周り、
ガチャでキャラクターや牌のカスタマイズなどが出来る点など
あまりに酷似しています。

パクリと言われても仕方ないレベルで似ています。
そのため、麻雀一番街特有の何か、というものが少ないように感じます。

元々が麻雀ゲームという既存のものを使っているので
それほど大きな変化は出来ないのかもしれませんが
もう少し麻雀一番街ならではの要素が欲しいですね。

このままでは
キャラクターイラストを変えただけの
雀魂という評価になってしまいます。


・初期キャラの魅力がいまひとつ

麻雀一番街には初期キャラが2名おり、

一色清美と、

三宅環奈の2名です。

どうでしょうか?

めちゃくちゃダメというわけでも
すごくイイというわけでもない感じ…

なんとも言えない感じだと思うのですが、いかがでしょう?

まぁキャラの評価は主観が大きく関わってしまうので
もしかしたら私が微妙に感じているだけで
他の人は満足している可能性があるので
魅力が弱いと断言することは難しいですが。

・着せ替えが期間限定

これは雀魂の記事でも書きましたが、
麻雀一番街でも着せ替えイラストの購入が期間限定となっています。

キャラの入手は天井システムによりいつでも入手が出来るのに
着せ替えの購入は期間限定。
これは本当に意味が分からないので常駐にしろと言いたいですね。

・ホーム画面、ショップ画面のUIが見づらい

ホーム画面

上はホーム画面のスクショですが、アイコンが多く、
パッと見でどこに何があるか分かりづらいです。

まぁ、重要な項目は大きく表示されているので、
麻雀ゲームをする分には問題はないと思われますが
お知らせってどこで見たっけ?とか、
ゲームのヘルプってどこにあるんだろう?
とかっていう問題が起きてしまう気がします。

自分はもう見慣れてしまったので困りませんが、
最初のうちは結構困惑したのを覚えています。

ショップに関しても同じことが言えて、
左側に項目が日本語で書かれているので
それを探してアクセスすればいいだけなのですが、
交換ストアというところにアクセスすると

左側の欄が拡張され、色々な項目が出てきます。

が、自分が今持っている、あるいはイベントの報酬などで
交換用のアイテムを入手した時に
ショップで交換しようと思って
この画面を開いた時に
どこで交換すれば良いのかが分からないんですよね。

なので全ての項目を順番にクリックしていかなければ
目当ての項目へたどり着けない、と…。

このへんは、もう少し分かりやすく作ってほしいですね。


・BGMが微妙

公式がBGM集みたいなのを配信していないので
ここで流すことが出来ないのですが、
雀魂と比較して、BGMが魅力的じゃないと感じます。

ダメというほどダメなわけでもないのですが、
耳に残る曲が少ない、テンションの上がる曲がないなど、
個人的には麻雀一番街のBGMはちょっと微妙です。

もうちょっとテンションの上がる曲だったり、
逆に、落ち着いて、気分が穏やかになるような曲だったりが欲しいですね。

初期でも、リーチ時のBGMが設定されているので
リーチBGMが課金でしか手に入らない雀魂よりは良心的なのですが、
いかんせんそのBGM自体はそれほど魅力的じゃないので
プラスなのかマイナスなのか、よくわからない状態です。


【改善案】

さて、ここまで『麻雀一番街』について語ってきましたが、
私としては雀魂と比較した時に、
人口が少ない、プレイヤーのレベルが低め、
という以外に特に目立ったマイナスは感じませんでした。

なのでそこさえ解消されれば私的には何も問題はありません。

画面の見づらさだったりは
そこまで気にするほど酷いものではありませんし、
キャラの少なさもこれからどんどん追加されていくでしょうから
いずれ解消されると思いますし。

が、対戦ゲームということを考えた時に
人口の多さとプレイヤーのレベルは切っても切り離せない問題です。

本気でネット麻雀をやりたいのなら天鳳があり、
かわいいキャラと麻雀がやりたいのなら雀魂があります。

そして、人口も天鳳や雀魂の方が多く、レベルも高いです。
なので、その人達が今さら
人口も少ない、キャラも少ないという欠点を抱えた状態の
麻雀一番街をプレイするでしょうか?

しないと思うんですよね。

なのでここが足りていないという現状は
非常に重く受け止めなければならないでしょう。

今後も宣伝やコラボ等で人口を増やす努力をするのは当然、
もっと言えば開発段階で競合他社との比較で
このゲームならではの強みを作るべきだったと言えるかもしれません。

なので今回はそこらへんの話を少ししてみます。

・雀魂と比較して、オリジナル部分が少なすぎる

麻雀ゲームについてはルールとかの改変は出来ないので
(やらない方向性だと思われるので)
ゲーム部分では独自性を出すことが出来ません。

ということは他の部分で独自性を出す必要があります。

天鳳がある中で雀魂が流行った理由は
麻雀ゲームをカジュアルな見た目にし、
キャラクターのかわいさ、かっこよさをプラスし、
演出やボイスなどを強化することで
麻雀に興味がなかったプレイヤーを呼び寄せることに
成功したからだと思っています。

では麻雀一番街はどうかと言うと、
雀魂と比較して違う部分があまりにも少ないです。

個人的には段位戦のレートシステムがラス回避じゃない、
というのが非常に嬉しいですし、
他との明確な差別化だと思いますが、
いかんせん、それで集客が出来るわけではありません。

ゲーム紹介画面や広告で伝わるような内容じゃないですし。

なのでぱっと見の印象で雀魂とは違う、
と思わせなければならないんですよね。

キャラクターイラストもちょっと弱いですし、
目を引く要素が足りないので、
そこらへんを強化するのは大事です。

麻雀ゲーム以外の部分でミニゲームだったり育成要素だったり、
何かしらの要素をプラスしたりする、というのも良いかもしれませんね。

とにかく、麻雀一番街でしか出来ない何か、
というのがあればもっと人が集まると思います。

麻雀一番街をプレイしてもらえることさえ出来れば
私のように雀魂よりこちらを選ぶことも充分ありえるほど
魅力的なシステムを搭載しているので、
非常にもったいないと感じています。


・終わりに

以上、『麻雀一番街』のココがイイ! ココがダメ! でした。

さて、総評ですが、
100点満点中、

85点くらいですかね。

プレイ人口の少なさと
プレイヤーのレベルの低さ

この2つが解消されれば何も文句はありません。
物凄くいいゲームだと思うので、是非これからも頑張って宣伝をして
プレイ人口を広げていってもらいたいです。

そして、私もこれからも継続して
楽しくプレイさせてもらおうと思います。

では、今回はこの辺で!

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