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気持ちが「濡れる」【言の葉Cafe深夜営業】

「おやすみなさいって言ってほしい」

そんなつぶやきがきっかけでした。
その言葉は、きっと僕に向けたものじゃないのでしょう、
けど、出来ることはあると
その時の僕には、そう思えました。

オンラインサービス「ときめきを創る」は
それまで多くの悩みと向き合ってきた中で生まれました。
あまり表には出していなかったメニューで「官能を創る」という一種の性感セラピーのサービスがあるのですが、それを受けたくてたまらないのに僕は福岡を拠点にしていて、主婦をしていると「出張」とかいう理由をつけられなくて、寂しくなるからという話でした。

たしかに主婦の方は、毎日とても重労働と気疲れに悩まされています。
労働価値として「年収400万円レベル」と言われている主婦業ですが、その価値を正当に評価されている方はとても少ないです。
僕も「主夫」としてやってきましたが、性別は変われども立場に変化はありません。
僕はまだ仕事をしていられただけ幸せです。

「このまま歳をとるのは嫌だな」
と、仰る方もいらっしゃいます。
「ときめきたい」とマンガを読んでみたけど、若い人ばかりで、この世界には「私」は存在してはいけないみたい」とため息をつきながら、寂しそうに言う方も。

ほんのちょっと、少しでいいから
キュンとする瞬間がほしい。

他愛ない会話でいい。

ある方とFacebookのメッセージでやりとりをしていました。
「月がきれいですね」や「白い服がお似合いですよ」なんて、ささやかなこと。
でも、その人にとっては
「そんな会話ができるなんて、嬉しくて仕方がない」と。

結婚していらっしゃいますが、人生は比較的長編なので「結婚」は本当に序盤です。
プロローグを過ぎて、第一章のラストくらいです。
そこから長い第二章、第三章と続きます。

もちろん、人生です。
望みとしては、緩急の無い駄作で良いんです。
それでも「幸せ」な駄作ならばそれが良いのですが、そうでないことも少なからずあります。

「おはよう」って言ったときに、笑顔でいられるようになりたい。
家事や仕事に疲れた時に「おつかれさま」って優しくしてほしい。
今日あった楽しかったこと、嫌だったこと、電車で見かけた変な人のこと、
それから、たまにでいいからちょっとエッチなことを言って
『照れたい』
ただ、求めてきた日にパンツだけ脱いで「はい、どうぞ」な日は、仕方ないとは思っていても、
すこし寂しいから、そんな日にも「お休み、ゆっくり休んでね」と言ってほしい。

気持ちが濡れる日が、一日でも多くあるといい。

他に出逢いが無いわけでもない、
職場で声をかけられることもある。
でも、トラブルは避けたいし、
勇気を出すくらいならいらない。

そんな悩みを受けて、始めてみたサービスが【ときめきを創る】
基本的にLINEのやりとりと、オンラインのCaféデート。
「せーの」で一緒に映画を観て、チャットで好き勝手なことを言う(笑)
いい歳して、いい歳になったから
大切にしたい「もうひとつの日常」

なんですよね。

誰もが「ときめき」を感じていい。
それも、自分好みに。

参考までにサービスの概要です ↓
https://www.art-elan.net/build-a-tokimeki

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