見出し画像

コンサルタントの人とか「熱量が高い」と「暑苦しい」をはき違えてる人多いよね。

おはようございます。


それぞれ好みの問題だと思うのですが、僕自身の見解を言いますと「コーチ・コンサル業」をやっている(僕もそうですが)人の話し方がちょっと疲れることがあります。


なんでしょうね、あの暑苦しさ(笑)
もちろん本人的には「熱量の高さ」を表現しようとしているのでしょうが、それが上手にこなれていないので「暑苦しい」となってしまうのです。
同じ「温度が高い」にしても「ハワイのワイキキビーチを散歩している時の暑さ」と「エアコンの無い部屋で密集して仕事をしている暑さ」くらい違うものです(笑)


広告動画などを観ていて本当に胸やけがしてきそうな不快感は何だろうと考えてみると、思い当たるものがありました。
「ネットワークビジネスに勧誘されているような感じ」ですね。
あのウザい感じですね。


人に話をするときは、その「話」の内容をキチンとエンタティメントにしなくては聞きたくはありません。人生は短く、その貴重な時間を消費しているという事を自覚しなくてはなりません。
そんな時にハイテンションなだけで緩急の無い言葉を投げつけられてはたまったもではありません。
「聞きたいっ!」と感じさせなくては失敗です。


「会話(ダイアログ)」ならば「キャッチボール」にすることで成立します。そのために投げるボール次第でどのようにもメイクすることが出来ます。
これが「語り(モノローグ)」になるとキチンとした構成で物語性を出していかなくてはなりません。


セールストークなど、人は面倒くさくて聞きたいとは思いません。
その商品がどんな素晴らしい性能を持っていようと、すぐに帰ってリラックスする時間に勝てるものではありません。
そこで話さなくてはならないのは「物語」です。
それも、相手の「ハッピーエンド」を描く幸せなストーリーでなくてはなりません。


そうしたセールストークで日本にはとても有名な「お手本」がいます。
ジャパネットの高田元社長ですよね。
あのハイテンション・トークを多くのコーチ・コンサル業の人は「熱量を表現するお手本」として真似しています。が、そのままなぞっているだけなので「暑苦しく」なるのです。
あのジャパネットの語りは「名人芸」なのです。
「精神性」が欠落したまま真似をしても出来る訳がありません。

ここから先は

979字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?