エッセイ用3

〘新話de神話〙異聞でも何でもないやつ3

 
 
 
「私的見解ばっか書くんじゃない!」

 ……と自分で自分に突っ込みつつ、翠さんから『ケルト神話』と言うワードが出たので、これも忘れないうちにと思った次第。

 今はどうだか知らないけど、私が子どもの頃は、まあ一般的に『神話』と言えば、やはり『ギリシャ神話』だったと思うんです。

 少なくとも私は、

ギリシャ神話
(第一次神話ブーム到来)

ギリシャからの流れでローマ神話

北欧神話/古事記/エジプト神話など
(この辺で第二次神話ブームビッグバン到来)

ムー大陸だの
マビノギオンやアーサー王伝説などだの
伝説や古代文明も入り混じる

ケルト神話/その他
(ブームと言うほどのことはない。
学校で英詩とか訳させられていた頃
何となくやって来た余波的なあれ)

 ざっくり言うと、こんな流れでした。たぶん恐らくきっとメイビー。浅すぎる掠り具合に加えて、昔すぎて全てがうろ覚え状態くらいです。

 ただ、神話って “Myth” って言うじゃないですか。

 私の肌感覚で言うと、なんですけど、あの言葉に一番イメージとしてしっくり来るのは、個人的に『ケルト神話』のような気がしています。神様も出て来るんだけど、イメージとして前面に登場するのが半神半人や妖精・精霊の類いな気がすると言うか。

 ケルト神話は、ざっくりと古代、アイルランド、ウェールズくらいに分けられるはずなんですが、その中で一番広く伝わっているのは『アイルランド神話』じゃないかと思います。

 アイルランド神話も大まかに4つのサイクルに分けられるらしいですが、たぶん有名なのは『アルスター(英雄クーフーリンの物語)』と『フェニアン(フィアナ騎士団の物語)』の二つで、特に『アルスター』の方かと。現に、私がパッと名前が浮かぶのはアイルランド神話でもアルスターサイクルの登場人物です。

 まあ、とは言え、アンチョコなしでパッと出て来るのは、

英雄・クーフーリン
戦いの女神・モリガン
※モリガンは三位一体の女神らしいけど、その3人のそれぞれの名前は覚えてないと言うw
影の国の女武芸者・スカアハ
同じく女武芸者・オイフェ
 (スカアハと姉妹と言う説もある)

 ……この4人くらいですねw 最高神の名前すら、忘却の彼方で出て来ませんwww

 さて、逆によく知らないからこそ、妄想も生まれると言うものですが。 ←

 クーフーリンと言うのは見目麗しかったそうで、それを示す次のようなエピソードがあるそうで。

生き残った軍勢の目の前にあらわれた、スアルダウの息子クー・フーリンの勇姿はまことに華麗であった。頭髪の色は三層に染め分けられていた。頭皮に近い根元は黒く、中程は血赤、毛先は黄色で、金の王冠さながらの形に結い上げた髪は襟足で三つ編みにまとめられ、たくみに櫛を入れた幾筋かの細長い巻き毛や、金色に輝く何本かの房毛とともに肩まで垂れていた。うなじには紫金の巻き毛が百筋ほど輝いていた。琥珀のビーズをちりばめた百本の飾り紐が、頭髪全体に彩りを添えていた。左右の頬には各々四つずつえくぼができた――黄色、緑、青、紫のえくぼだった。王者の威厳を放つ左右の目には、各々七つの宝玉がまばゆく光っていた。左右の足先には指が七本ずつ、両手にも指が七本あり、各々の先端から生えた爪――あるいはかぎ爪――には、鷹や鷲獅子に匹敵する強い握力があった。
  ──キアラン・カーソン
   『トーイン クアルンゲの牛捕り』より──

 ……現代のおばさんである私が聞くと、どうにもファンキーでパンキーでド派手なにいちゃんの姿しかイメージ出来ないのですがね(;'∀')

 でも、まあ、顔は各々一番好みの顔で脳内想像してもらいさえすれば、ストライクゾーンに食い込ませることは可能……なのかも知れませんね。わからんけどw

 ちなみに、上の私のブーム歴ではマビノギやアーサー王伝説を神話と別にしてますが、実は本来、これらはウェールズ神話に分類されるそうです。何で上みたいな分類になってるかと言うと、当時の私にとってはこれらが半分以上、史実に近い面を持っていたからですw 神話と言うより、あくまで史実を元にした伝説的ストーリーだと。

 まあ、それを考えると神話も全部ひっくるめてそんなものかも知れないので、研究者やコアファンでもない限り、そこまで追究しなくていいのかな、と自己弁護しておきますw あんまりアレすると面倒になって投げ出さないとも限らないのでwww

 これ、ホントにつまみ食いで拾って来た感じですw 専門家の方からしてら、もはや何の話かわからないレベルかもなので、私の書くことは妄想として、信用しないように願いますw(逃げの一手) あくまで妄想像モリモリストーリーとしてお読みくださいw

 クーフーリン妄想、出て来そうだな……と言うとこで、今回はこれにて。
 
 
 
 
 

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