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Kusabueさん、吉田 翠さんとの 【コラボ作品集】の目次です。 ⿴⿻⿸⿴⿻⿸⿴⿻⿸…
『懐古の時、それもまた』 小さな駅舎の時刻表。古い友人を訪ねたはいいが…… …
『じいちゃんと僕』 夏休みの宿題にじいちゃんとふたり、木の枝に座っている嘘…
『父』 楽な儲け話に失敗し、ふらりと家に帰った俺に 「酒はやらねぇぞ、ケツが…
『継ぐ波に乗せ』 「ほら、しっかり持て!」 「持ってるよ!」 息子の為に親父と幟…
『桜吹雪く』 穏やかな川面を、滑るように小舟がゆく。 綿帽子に隠れた島田に…
『雛なる娘』 娘の初節句を迎える春。 「主人からお金貰ったから、雛人形を買いに行きましょ」とお義母さん。 『雛人形』 貧乏だった我家には縁がなかった物。 楽しげに見て回る義母。 「あ、この子が可愛いわね」 その言葉に、私も覗き込む。 「あ、本当…可愛い」 他と少し違うその子の顔は、娘そっくりの下ぶくれだった。 俳句 kusabue 140字小説 悠凜 イメージ画像 吉田 翠 #俳句 #小説 #画像 #トリコロールコラボ #g
『宵の宴』 これ右大臣よ、少々呑みすぎではあるまいか? 良いではありませぬ…
『もうひとつの記念日』 「ふたりが橋の上ですれ違ってから5カ月、お前の腕も大…
『あなた、見てますか』 火鉢に乗せた網の上で、少し焦げた所からプーっと膨…
※kusabueさんの140字小説、今日が正に当日なお話なのでオマケ付で再投稿させて戴きました…
『たったひとりの』 さぁ、子供達へメリークリスマス! くたびれたサン…
『そんな気分もいいじゃない』 そこのバーテンダーは女だった。 カウンター…
『晴れ傘』 微かに聞こえる鈴の音。水気を含んだ大粒の牡丹雪が揺らしている。 「明日は晴れたら傘差してけ」 伯父がボソリと言った。 降った後、晴れると屋根から雪崩れる雪。埋もれた時、息を繋ぐ僅かな隙間を確保するためだ、と言う。 「じゃ、日傘でも差してこ」 「ばっか」 強面の伯父の顔が冗談に綻んだ。 俳句 kusabue 140字小説 悠凜 イメージ 吉田 翠